映画「ウエスト・サイド・ストーリー」〜音楽とダンスが圧巻
TOHOシネマズに観に行ってきました。
これ、
ほんとミュージカルの名作。
音楽とダンスが素晴らしくて、感動しちゃって、
涙涙涙、、、。
22歳くらいの時、付き合ってた彼が
「『ウエストサイド物語』っていう
昔の映画やってるから、見に行こうよ。
音楽がかっこいいからさ。」
って連れて行かれて、
古臭いけど、
なんかすごいもの見たなって
それをまた
30年の時を経て、
スピルバーグ版で感動をもらえる。
映画は時を超えますね。
ただストーリーはほとんど覚えてなかったです。
・・・・
1950年代のニューヨークの下町。
倒壊したビル
ゴミ山のストリート
洗濯物がはためくアパートメント
ゴミゴミした街と
自尊心のない不良たち。
それとは対照的に
50年代ファッションの
鮮やかなのドレスを翻して踊る
女性たちの華やかさと
生きる活力。
街角や、ストリートで大勢が踊るシーンの
迫力とスピード感。
クラシカルな音楽とバレエダンス。
冒頭から心持っていかれます。
役者が下手くそだと、
一気に冷めるけど
一人一人キレがあって、
繊細で、かつダイナミック。
特にアニータ役の女優
アリアナ・デボーズが
めちゃくちゃかっこいい。
ダンスも歌ももちろん上手なんですけど
とにかく強さがあって
芯があって頼りたくなる貫禄。
夜のバルコニーで
恋人2人が歌う
お馴染みの曲「tonight」はやっぱいいですね。
ヒロインのマリアは、
キュートでまっすぐで美しい。
なのに
相手役のトニー、、なんでアホ顔なんでしょう?
もう少し魅力的な俳優おらんかったんかい!
・・・・・
ストーリーに関しては
うーーーーーん。
共感できない部分が多いです。
マリアは兄を殺されて
それでもトニーを愛せる?
そんな簡単に許せる?
今はいいよ、
でも、人殺しを生涯愛せる?
元々前科一犯だったんだよ。
人を殴り殺すことができるくらいの
粗暴な男だよ?
ケンカを止めに行って、
無事に帰って来れるわけないじゃん。
ミイラ取りがミイラになる典型例。
まあ
そんな男に運命を感じて
受け入れるマリアは
ほんまモンの
マリア様、観音様なんでしょうか。
男って、まじ
女に求めるもの多いよ!
女が映画を作ったら
トニーみたいなクズ野郎を
結婚相手役にはしないね。
分断も、血を見るケンカも
男社会が作り出す幻想だと
私は思いたい。
どんなことも話し合いで解決できるからさ。
・・・・・・
映画全体の色味がきれいでした。
ジェット団とシャーク団の
女性たちのドレスの色を
寒色系と暖色系に分けて
対立を際立たせたり。
50年代の空気を感じさせる
スクリーン全体的の色味。
なんだかんだ言いながらも
何度も映画館で観たいです。
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