見出し画像

おいしいお菓子をきっかけに

自分の発信をきっかけに
たくさんのひとが
お菓子を作りたいと思ってくれたことが
たまらなくうれしかった。

毎日忙しさに追われる。
そんな日々のなかで
手軽なおいしさもいいけれど、

「食べてもらう人のことを
 いちばんに思って手を尽くすこと。」

これが
人生で最も大事なことのひとつだと思うので
これまで書いてきたことのまとめを
ここに記しておこうと思います。




すべてはおいしいお菓子を作るために


お菓子も好きなんですが、
「お菓子作り」が好きなんです。


お菓子作りが好きな理由は
いくらでも理由は思い浮かぶんですが
自分にとって本当に実現したいことは、

お菓子作りが好きだからこそ、

自分の好きなことで
喜んでもらえるようになりたかった。


だから、一生懸命お菓子を作り続けた。
おいしく見えるように写真を撮り続けた。
作るお菓子に意味を持たせたくて
表現やデザインの手法を学んで。
いろんなひとに知ってもらいたくて
発信の方法を工夫して。

すべてはおいしいお菓子を作るために。


そうやって、
食べてもらう人のために手を尽くす。
すると、おいしい!と喜んでくれる。
だから、もっと喜んでもらえるように
もっと手を尽くす。


このサイクルが、
純粋で、とってもポジティブな気がして。
より良い方向に進んでる感覚が
たまらなく好きで。

自分の場合は、
自分が作るおいしいものをきっかけに
みんなに喜んでもらう。

そのために
ただひたすらに続けてきました。


いつかお菓子屋さんをしたいなとは
思っているんですが、それはまだ先で。



レシピ発信がきっかけで気づいたこと


ひたすらお菓子を作って
写真を撮って、SNSにアップして。
自分で食べて、食べてもらって。

ただただ、繰り返していただけなのですが、

あるときレシピ発信の方法を変えてみたら
すごくたくさんのひとに反応して
いただけたんですよね。

このプリンのレシピの投稿。

ほんとのきっかけはその前の日のこちら。

これを投稿しようとしたきっかけはこちら。
詳細はツリーにあります。


そこから、
自分のお菓子の写真やレシピがきっかけで
お菓子作ってみよう!と思ってくれるのが
最近はたまらなくうれしくて。


自分の考えたレシピを見た人が
お菓子を作って、食べてもらって、
作る人も食べる人もみんなうれしくなる。

それって間接的にでも
自分がした行動で
ほんとなら手の届かない誰かに
よろこんでもらうことができた。
と、いうことに他ならないんだと。


そう考えると、
おいしいお菓子をつくりたいなという人のために
レシピ発信するのも楽しいなというのが
いまの気持ちです。


お菓子作りたいはポジティブな気持ち


きっと誰しも
「お菓子を作りたい」って思うときは
自分自身も含めて、
誰かに喜んでもらいたいって考える
ポジティブな気持ちだと思うんです。


だからこそ、
お菓子作りにチャレンジしたときに
成功した!良かった!と感じてもらいたい。


そのためにレシピを作るときに
心がけていることがあります。



レシピ作りで心がけていること


心がけていることは3つ。

レシピ作りで心がけていること
1 作ってよかったと思えるおいしさ
2 作り込めばさらにおいしくなる
3 アレンジしやすいシンプルさ


1 作ってよかったと思えるおいしさ

ひとつめ。必ず成功すること。
この場合、成功は「おいしい!」と思えること。

自分の発信しているレシピは
ただレシピ通り作ってもおいしいことを
心がけています。

おいしさのハードルを上げている感じ。

まずは混ぜるだけでもおいしくできる。
複雑でもレシピを見ればちゃんと作れる。

成功した!と
まずは感じてもらえるものにしています。


2 作り込めばよりおいしくなる

ふたつめ。作り込むとさらにおいしくなること。

レシピ通りに意識せずに作るだけでも
おいしくできるんですが、
各工程の意味を知って作りこむほどに
お菓子はもっとおいしくなるんです。

最近作ったお菓子作りに必要な技術一覧表。

お菓子作りに必要な技術一覧


この表の「混ぜる」の部分に
着目してもらうとわかるんですが、

「混ぜる」だけでも
・さっくり混ぜる
・しっかり混ぜる
・段階的に混ぜる
・泡立てる

とたくさんあります。

ここには書いていませんが、

・すり混ぜる
・泡をつぶすように混ぜる

みたいなものもあり、
きっと他にもいろいろあります。

この作り方の意味を知ることで
同じ材料を使っても
お菓子はもっとおいしくなります。


3 アレンジしやすいシンプルさ

みっつめ。アレンジしやすいこと。

なるべくシンプルして、アレンジしやすいレシピにしています。

作ったよーと報告くださる方々の投稿を見ていると、材料、フレーバー、パーツを切り替えて作ってくれる人も多いです。

やっぱり好みはひとそれぞれあります。
なので、アレンジしやすいようにシンプルなものを心がけています。



おいしいに向けてステップアップするためのレシピ


さて、ステップアップするお菓子作りの
本質の部分です。

もし自分がレシピ本を出すなら
1周するだけじゃなくて
2週3週するたびに
発見や成長ができるような本
にしたいと思いました。


おいしさをステップアップするためのレシピ
LEVEL1 ホットケーキ
LEVEL2 チーズケーキ
LEVEL3 プリン
LEVEL4 ショートケーキ


LEVEL1 ホットケーキ

週末の朝ごはん、おやつにサクッと作れる
技術:さっくり混ぜるだけ
目的:工程の大切さを感じる

LEVEL2 チーズケーキ

お客さんに出したくなる、濃厚なケーキ
技術:しっかり混ぜる
   焼くときの温度管理
目的:お菓子は温度管理がいちばん大事

LEVEL3 プリン

がんばったごほうびには、手の込んだものを
技術:徹底した温度管理
目的:温度を管理しながら手早く作る


LEVEL4 ショートケーキ

誕生日、記念日のお祝いのひと味違うケーキ
技術:混ぜ方の多様さを意識する
   クリームの温度管理
目的:シンプルながらも技術の集大成
   よりおいしく作って気持ちを込める



ホットケーキからはじめて、
チーズケーキ、プリンとステップアップしていき
最終的にショートケーキを作る。

シンプルですがショートケーキおいしく作るのって結構難しいんですよね。

そんなショートケーキがおいしく作れたら
他のお菓子もよりおいしくなる。

これがおすすめの順番、循環です。


どこから入ってもらってもいいんですが、
作り続けると他のお菓子もおいしくできるようになる。

そんなレシピになっています。




おまけレシピ


近々、更新しようとしています。

もっと初心者むけ

LEVEL0 フルーツゼリー


簡単でいつでも作れる
目的:おいしさには見た目も大事

裏ボス

LEVEL5 アイスクリーム


技術:あらゆる混ぜ方
目的:最高難度。
   これが作れたらなんでも作れるはず。




おいしさの視点を広げてよりおいしく


おいしいお菓子を作るためには
材料・作り方だけでなく、
お菓子の外側に目を向けてみることも
必要になってきます。

お菓子の外側にあるものは
見た目とコンセプトの2つ。


見た目を整える方法



おいしさを考える方法




さいごに


自分自身、まだまだおいしいお菓子つくるために
いろいろと探求しているところですが
現時点でできることを
棚卸しして書いてきました。

自分の発信するレシピから作るおいしいものが、
誰かに喜んでもらうきっかけになるように。

これからもがんばります。


おいしいものを作りたい人の
参考になることを祈っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?