♯6 物語の共通点―心理学のお話
個人ブログ
メンタリストではありません。w
岡目鉢木/Simon.Simonです。
今回は、心理学についてお話したいと思います。
詳細に・・・
私は、大学院で臨床心理学を学んでいました。
いわゆる、心理カウンセラーコースです。
臨床とは、病床の意味ですね。病院のベッドのことです。
心理学とは、心の理論ですね。
およそ3年間学んでいました。
大学卒業後、大学院研究生として、1年間過ごしました。
研究生は、大学院受験を受ける前に、大学院の授業を受けさせてもらえる制度ですね。
そして、見事、合格後、2年間過ごします。
退学したタイミングは、2回生の授業の単位を全て取得し、論文提出をするだけのタイミングでした。
さらには、論文の調査で、多くのベテランカウンセラーに取材をしている最中でした。
こんなタイミングで自主退学をする生徒は、世界中僕くらいだと思います。
※バカの意味w
好きなことにしか目に入らなくなった僕が、退学してもなお、心理学が好きです。
プロにはなれませんでしたが、 (臨床心理士資格を取得しなかったの意味)
今でも、人の相談は乗りますし、勉強もしています。
今回で一番言いたいのは、
「私が小説を書くにせよ、ゲームを作るにせよ、心理学がベースだ」
ということです。
私はやっぱり心理オタクですので、どこかに心理学の要素を必ず入れたいわけです。
例えば、
―父がカウンセラーのように聞き上手
―母が神経症の気がある
―ファンタジーは、登場人物の無意識の象徴。
など心理学をベースに作っていたりします。
色んな精神病や心の理論などを用いているのですが、
最も大切にしていることがあります。
これは、大学院で一番お世話になった先生から教わった、
日本ではまだまだマイナーな内容でした。
ちなみに、これを知ってから、私は大学院を辞めることができ、
自由な発想で、売れない作品作りに没頭しているわけです。
明らかに、大学院にいる頃より、精神的な健康は充実していますし、
ばかに高い目標のため、毎日マラソンを走ることができている。
僕の作品を通して、この考え方を知って欲しいという思いは、どの作品にもあります。
その考え方は、
「世界はバランスで出来ている」
「自身の価値観に気付く」
どんなに辛いことがあっても、その不幸にはメッセージが眠っているし、
どんなことでも全ては50%,50%である。
人生は自分の価値観を充実させることを目的とするべきだし、
自分の価値観に気付いていない人は、人生をつまらなく感じる。
これを詳細に書くと、一冊の本になってしまいますので、割愛させていただきますが、
これだけをベースに何個も物語を作っていくつもりです。
さらに、物語の味付けの部分になりますが、そして、全ての物語につけているわけではありませんが、もっと主張したい考え方があります。
※一個にまとめればかっこついたのに・・・w
治療の話になりますが、ある心理士がこう言いました。
「患者が自分自身をありのまま受け入れたとき、逆説的ですが、患者はどんどんと前に進むのです。そのためには、カウンセラーとの関係が自由であるといいです」
これは、クライエント中心療法を提唱したカール・ロジャーズの言葉です。
私は、ロジャーズ派の心理士でした。w
まあ、ロジャーズは人のいいはげたおじいさんです。
僕は、ロジャーズの考え方に惹かれ、心理学の世界に入ったので、
私の中では大ヒーローなんです。
心理学を辞めた今でも、ロジャーズの教えのまま生きていきたいと思うので、
いつか物語にも、反映できたらいいなと思います。
最後に、
いつかどこかで、岡目の物語に出くわすことがございましたら、そんなこと言っていたなーと思い出して、物語を楽しんでいただけたら幸いです。
岡目鉢木/Simon.Simonでした。
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