復興活動拠点として、能登半島の付け根・富山県氷見市に滞在しませんか
2024年1月1日に起きた、能登半島地震。
能登半島の付け根に位置する氷見市も多くの家屋が被害を受け、一部の道路が液状化し、一時は全域で断水となりました。
当家は中山間地に位置しており、家屋の被害も小さく済みましたが、断水がやや長引き、水が当たり前に使える有り難さを改めて実感することとなりました。
現在は全地域で水道が復旧し、多くの宿や飲食店も営業を再開しています。
全国からも、多くの復旧・復興支援関係の皆さんが能登に向かわれていると思いますが、実は氷見も活動拠点として便利な位置にあることを、ひょっとしたら知らない方も多いのではないでしょうか。
氷見は元々、絶品の海の幸、温泉、海越しの立山連峰の絶景など、幾つもの素晴らしい観光資源を有する地域です。
復興支援活動の拠点にしながら、活動の疲れを美味しい食事や温泉で癒し、ついでに氷見の魅力も知っていただけたら嬉しいなと思います。
この記事では、復興活動拠点として長期滞在のご相談可能な氷見市内の宿・ゲストハウス等の情報をお伝えします(順不同)。
※今回は、筆者に縁のある復興団体の受入拠点を先日調べた際に、オーナー・関係者の方に直接確認させていただいた情報を中心に掲載しています。
まだまだ、氷見市内には多くのホテル・民宿などがあります。ホテル・民宿・空室等お持ちの関係者の方は、ご連絡いただけましたら追記します。
ゲストハウス
眺めのいい部屋(the room with the view)
商店街の一角にある、六畳二間の1日1組限定の宿。周辺の飲食店やコンビニなどへのアクセスもよく、階下ではカフェやスープ屋さんも営業されています。
wi-fi、自炊できる小さなキッチン、ユニットバスなどもあります。
復興関係者向けの割引もあるとのこと。詳細はお宿にお問合せください。
●ご予約・お問合せ:https://shouwa-retro.com/
SORAIRO(ソライロ)
速川地区(氷見沿岸部の市街地まで車で約15〜20分)にあるゲストハウス。1部屋にMAX4名まで宿泊可能で、2部屋まで用意が可能です。
wi-fi、自炊できる小さなキッチンがあります。入浴はシャワーのみ。1人1泊素泊まりで3,500円となっており、長期滞在の場合割引も可能です。
●ご予約・お問合せ:TEL:080-5851-1200(澤田さん)
蔵ステイ池森
氷見の中心市街地にある、日本酒BAR併設のゲストハウス。コンビニや無料地駐車場がほぼ向かいにあり、飲食店などへもアクセスしやすい場所にあります。
空きがあれば長期滞在も可能とのこと。その場合の料金については、直接お問合せください。
●ご予約・お問合せ:https://kurastay.com/contact/
空き部屋
まちなか湊川沿いの一軒家
冒頭「眺めのいい部屋」のオーナーが所有する空室。
・2階建 各階8畳2間続き
・キッチン(IH)
・浴室はシャワー室のみ
・エアコン 洗濯機 冷蔵庫 掃除機あり
・駐車3台可
・月5万円(光熱費込み)
●お問合せ:yha1701@gmail.com(林さん)
久目地区の空き家・空室
当家のある久目地区(まちなかから山の方に車で25〜30分ほど)でも、復興支援の拠点として使っていただける空き家・空室がいくつかあります。
まちなかから離れるゆえの不便さ(コンビニ・スーパーがやや遠いなど)はありますが、その分かなり予算を抑えて滞在していただくことも可能です。
●お問合せ:https://notonohimifukkou.mystrikingly.com/#_4
民宿・オーベルジュ
移り住みたくなる宿 イミグレ
氷見の絶景と美食の魅力を最大限に伝えたいという願いを込めた海沿いの一軒宿。冬〜春先にかけて特に神々しく映える海沿いの立山連峰の美しさと魚介の美味しさは、あらゆる方に知っていただきたい氷見・富山の魅力です。
空き状況によりますが、復興関係者の長期滞在であれば素泊まり8800円/泊(税込)で受け入れが可能とのことです。
●ご予約・お問合せ:https://www.imigre.jp/
割烹民宿 うら屋
こちらの宿のみ直接存じ上げないのですが、富山の食材の美味しさを最大限に生かし、関西で修行された割烹の技を駆使してお料理を提供されているお宿です。
復興関係者向けの特別プランをSNS・ホームページで発信されていたので、こちらでも紹介させていただきました。1泊2食付き 8,250円(税込)、10人まで連泊も承りますとのこと。
●ご予約・お問合せ:https://himiuraya.wixsite.com/website
地域の仲間が、「のととひみ復興共創ネットワーク」を立ち上げました
東北での復興支援を経験し、現在も氷見市内で地域に根付いた活動を数多く行う同じ地区の仲間(通称サントスさん)が、復興支援したい人と地域のニーズをつなぐネットワーク「のととひみ復興共創ネットワーク」を立ち上げました。
上記、久目地区の空き家・空室の問い合わせ先もこちらです。ぜひ、ホームページもご覧ください。
最後に
まだまだ氷見市内でも、家屋が全半壊した方や、地震を機に不安・精神的ストレスを抱えている方など、日常が一変してしまった方も多くおられます。
また一方、飲食店や観光事業を営む方は元気に営業を再開している方も多いものの、1月に長引いた断水等が影響し、著しい売上の減少に苦しんでいる方も多くおられます。
水道・ガス・電気のインフラは多くの場所で通常通り使える状況にあり、交通も主要なところは通常通り通行できます。変わらない立山連峰の景色や、美味しいお魚を楽しんでいただくことも含めて、これから能登の復興に携わる方々にも、氷見への応援の意味も込めてぜひ滞在拠点としてご検討いただけると嬉しいです。
おまけのおまけ:2024年3月末まで、仕事旅行体験「新しい百姓になる旅」を無料で受け入れています
仕事旅行社さんに掲載いただいている、当家(当農園)の体験プラン「新しい百姓になる旅」。今までおおっぴらに拡散していなかったのですが・・・
現在、2024年3月末まで、先着10名様まで無料で体験受入を受け付けています。
日程は要相談ですが、2月3日現在、2月下旬ごろから受入可能です(予約が難しい日も「リクエスト予約」表示になっている場合がありますのでお問合せください)。もしご興味ある方は、こちらもどうぞ。
※プランの詳細:https://www.shigoto-ryokou.com/detail/811
いただいたサポートは、「里山集落の持続化」や「農村オーケストラの運営」などの文脈で、大切に生かさせていただきます!! みなさんに感謝しつつ、頂いたご恩は、大切に循環させていきたいと思います!