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茶の湯の本たち #60 茶道具ハンドブック

茶の湯をたしなむ方、美術館がお好きな方におすすめ

このシリーズについて

茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことが多いです

今回の本はこちら


おすすめポイント

茶の湯に必要な道具の概要がよくわかります。見るだけでも面白いです。

登場する道具の種類に勝手な説明をつけました

  • 掛物 ・・ 掛け軸です

  • 花入・・花を入れるもの そういえば「花をいける」とは言わない気がします

  • 床飾り・・いわゆる床の間の部分の名称など

  • 釜・・形が多い、蓋の摘みはいつも熱くて手間取る

  • 風炉・・炭を入れて、釜を温めてお湯を沸かす道具。春夏秋(5月から10月)に使う

  • 炉・・茶室に正方形で穴が空いて、釜を入れる場所。秋冬春(11月から4月)に使う

  • 台子だいす と棚・・全然簡単な説明が思いつかないです。茶室で道具を飾るための棚

  • 水指・・点前の時に釜に足す水、茶せん・茶碗を清める水を入れる入れ物

  • 茶碗 ・・お茶を飲むための入れ物

  • 茶入・仕覆しふく・・濃茶を入れる容器が茶入で、それをおさめる布の袋が仕覆

  • 薄茶器・・薄茶を入れる入れ物。代表的なものがなつめ

  • 茶杓・・お茶を茶碗に入れるための細いスプーン見たいなもの。ストーリーが満載の茶道具の主役だと思います

  • 建水・・点前中の茶碗をすすいだ湯や水をあける容器、「水こぼし」「こぼし」などとも言われる

  • 茶筅ちゃせん・・竹でできたシャカシャカお茶を立てるやつ

  • 柄杓ひしゃく・・湯や水を汲む竹でできたやつ

  • 茶巾ちゃきん・・茶碗を拭いたりする布

  • 香合こうごう・・香木や練香といった香を入れる容器

  • 菓子器・・お菓子を出すときに使う入れ物、縁高・銘々皿・菓子鉢などたくさん種類あり

  • 懐石道具・・飯碗・折敷・利休箸などなど

  • 水屋道具・・裏方である水屋で使う道具

まだたくさんありますが力尽きました

読んで思ったこと

  • 炭点前関連の炭斗すみとり羽箒はぼうき*鳥の羽、火箸、釜敷や灰器は全然見たことないです

  • 茶道を始める前は、博物館・美術館の陶器・茶器のエリアは素通りでした。お稽古で道具を覚えたり、茶道の歴史を学んだりすることで、茶碗・水指・漆塗りのお椀やらを見かけると注視するようになりました。

日々の暮らしで自分のフィルターが変わったことを体感できるかも


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