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ロング・トレイル・インポート

 ロングトレイルを知っていますか? トレイルとは高度なハイキングだと考えればいいと思う。アメリカにはアパラチアン・トレイル(AT)、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)、コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)の3大トレイルのほか、ジョン・ミューア・トレイル(JMT)など、数千キロに及ぶトレイルコースがある。時速5キロで歩いた場合、1日6時間プラス休憩で、30キロ歩けるとして、120日はかかる。1日30キロを歩くのを少なくとも4から5ヶ月である。ゼロデー(歩かない日)もあるので半年と考えておくといい。

ジョン・ミューア・トレイル(JMT) 340キロ
アパラチアン・トレイル(AT) 3498キロ
パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)、4260キロ
コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT) 4300から5100キロ

ロングトレイルにはTRAILSといういいサイトがあるので、興味がある方はそちらを参考にするといい。

ジョン・ミューア・トレイル(JMT)

アパラチアン・トレイル(AT)

パティシック・クレスト・トレイル(PCT)

コンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)


ハイカーの溜まり場的な場所の店がある。Hiker's depot(東京都三鷹)である。ウルトラライト(軽量なトレイル道具)の店である。


LDHD(LONG DISTANCE HIKERS DAY)というハイカーたちのイベントもある。https://hikersdepot.jp/news/14122.html/


途方もない、永遠の憧れである、冒険である。セクションハイクと言われるそのなかの一部をあるくハイキングが人気だ。


日本で有名なのは、お遍路や熊野古道だろうか? 日本のおもだったトレイルを掲載しておく。


                            特定非営利法人 日本ロングトレイル協会

まったくハイキング歴のない私だが、まずは近場で10キロのハイクをした。かつての故郷の名僧をめぐるハイクだった。やるべきことをひとつずつやっていく。水分補給をめんどくさがらない。昔、少年野球の練習をしたグラウンドにも立った。桜並木を歩いていく。名僧の墓に手を合わせ、静かな寺でポテトチップスをほおばる。道を間違え、行き止まりになった、人にとってもっとも必要なものは、水、そして情報。恥ずかしがらないで地元の人に聴こう。今向き合う課題を考えつつ歩いた。小雨が降り出すアクシデントがあったものの歩き終えることができた。ビールは買わない、ラーメン屋にも立ち寄らず、温泉も行かない。たいしたことはしていない、風呂に入り、山岳映画を観て、夕食を食べ、そして寝る。

歩くことは、日常の経済活動や人間関係から「トリップ」することだ。心の厚い黒い殻がとれる。そして、瞑想して仕事や人間関係について考える。そして、帰る場所、生活に戻っていく。自分を少し客観視できる自分を持って。考えるには、歩くことは最適だ。

私はセクションハイクを中心に考えている。北根室ランチウェイや摩周・屈斜路トレイル(上の地図には含まれていない)、東海自然歩道、みちのく潮風トレイル、信越トレイル、塩の道トレイル、熊野古道、お遍路、、、。アメリカ、日本以外ではネパールのグレートヒマラヤトレイルに興味があり、セクションハイクしようと思っている。

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