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OBが奈良先端大(NAIST)のバーチャルオープンキャンパスにお邪魔してみた感想やgather.townのメリットを考える

はじめまして

初めての方は,初めまして,そうでない方はまた会いましたね。

2020年3月に奈良先端科学技術大学院大学(通称 : 奈良先端大)を修了したてってけ氏です. (https://twitter.com/sima__tetteke)

インタラクティブなバーチャルオープンキャンパス

奈良先端大のバーチャルオープンキャンパスではGather.townと呼ばれるオンライン交流スペースを作成できるサービスを使って開催されていました.

https://gather.town/

このGather.townでは,主催者がレトロRPG風のマップを自由に作成/編集でき,参加者はキャラクターを用意してマップの中を自由に彷徨って参加者同士で会話をしたり,傾聴したりできます.

この傾聴できる機能がミソで,キャラクター同士の距離によって相手の声のん大小が変化するので実際の会場にいるような錯覚が生まれます.

また,キャラクター同士の声が届く距離内が自動的に会話スペースとなるので違和感なく自然に会話できます.

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このバーチャルオープンキャンパスでは,奈良先端大マップの中に研究室毎にマップを作って学外からの参加者を待ち受けていました.

奈良先端大在学中はあまり気に留めなかったのですが,研究室名がずらっと1つのマップに並ぶと「こんなにたくさん研究室があったんだ!?」と驚きました.

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研究室毎に個性のあるマップがずらり

多くの研究室で共通していたのは,研究室マップの中で研究内容でブース分けしていた点で見学者の興味や関心を惹きやすくしていた点です.

マップには画像も貼れるため,中にはポスター発表会場のような研究室マップもありました.

また,教授室や学生談話室もプライベート空間として必ずといって良いほど設置されており,「ぶっちゃけトーク」がしやすいよう配慮されておりました.

その中で,研究室の間取りを忠実に再現する研究室やキャンプ場のような森林フィールドを用意して待ち受ける研究室と個性にあふれていました.

隠し部屋が存在しているマップもあって見つけた時にはかなり驚きましたよ...

自分の元研究室は,間取りを忠実に再現するタイプでその再現の忠実度合いに脱帽しました.

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同期と遭遇,奈良先端大の良き文化を思い出す

マップをほっつき歩いていると一緒に修了した同期や博士後期課程に進学した同期とバッタリ遭遇しました.

その度に近況報告や昔話に花を咲かせることができ,ふと奈良先端大在学中に戻ったような懐かしい気持ちが生まれました

在学中は,研究棟内を歩いている時に同期と遭遇したら声を掛け合ってよく立ち話をしたものです..

立ち話をしていると知っている教授さんから「同窓会ね〜ゆっくりしていって〜」と声をかけられ,気の済むまで皆んなで話し合ってました.

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気が付くと16時になり,オープンキャンパスが終了の時間になっていました.

高専を修了して入学した奈良先端大では,修士課程の2年間という短い期間であったものの,大いに悩んでしまった研究活動や残りの人生の命運を決める就活等たくさんの凝縮された思い出があります.

その要所要所で自分は同期や先輩,先生方と気軽に会話できたからこそ乗り越えられました.

その背景には,奈良先端大では学生同士や学生と先生間で会話の垣根の低さがあったように思えます.

今回のバーチャルオープンキャンパスでは,その奈良先端大カルチャーが体験できる良い機会でもあるように感じました

余談:奈良先端大の先生と気軽に踊れるのはGather.town上だけ!

元研究室の先生方と一緒に踊り狂う修了生.

踊り狂う


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