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短歌:夏の終わり

まずまばゆくやや置き空気揺らされる逃げきれ夏の尾を引く余韻/銀猫
まずまばゆくややおきくうきゆらされるにげきれなつのおをひくよいん

 近隣の公園が打ち上げ場所となっている、毎年恒例の花火大会がありました。現地での鑑賞料は、いちばん安くて5,500エンらしいです。ひとりだよね…

 我が家の前に出れば、確かに欠ける部分はありますが、打ち上げられる花火をほぼ完全に見ることができます。

 九月の第一土曜日に開催されることが多く、半袖で外にいると、何となく肌寒さを感じる時期です。

 夏が終わる。

 この花火大会が終わると、いよいよ秋がやってくる、と感じるのです。

 もうサンダルはやめよう。籠バッグもやめよう。白いキャップもやめよう。
 少しずつ、秋へ、そして冬への準備が始まります。

 さてさて、今年はちゃんと秋に切り替わるかな。だらだらといつまでも夏っぽさが続く年もあるから。今年はどうだろう。

 夏、また来年忘れずに来てね。

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