短歌:飛行機時計
飛行場の近くに自宅があるので、ときどき飛行機ネタの短歌を作ります。
発着数あわせて一日五十便程度(最近増えた)の小規模な空港なので、始終、飛行機の音がする訳ではありません。
ですから、ジェット機の音が聞こえると、
「あ、もうこんな時間か」
と、大まかな時間の見当を付けることができます。
音がすると自然と窓の外に目が行き、この季節はそのたびに、
「あ、また日が伸びた」
と思う訳です。
五月から待つ夏は、待ち遠しい以上の待ち遠しさです。
サポート戴けた場合は、書籍購入など研鑽のために使わせて戴きます。