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短歌:右か左か
絶望と希望の見た目はそっくりで僕の両隣に座ってる/銀猫
ぜつぼうときぼうのみためはそっくりでぼくのりょうどなりにすわってる
いいことばかりが続くわけもないけれど、悪いことばかりが続くわけでもないのが人生でしょうか。
ここ五年ほど、傍から見るとわたしは悪いことの方に思いきり寄ってしまっていると思われているでしょうが、それでも合間合間にいいこともやってきている、と感じます。
五年前の状況と大差がない生活をいま送っているとすれば、おそらく、こんなに毎日短歌を作っているなんてことはありません。
短歌で日々が、感情が、思考が豊かになっていくのを感じているので、疾患持ちになったとか、それが原因で失職したとか、母の介護で振り回されるとか、重たいマイナス面ともバランスをとって生きていけている気がします。
絶望と希望は、双子なのかもしれませんよ。
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