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掃除ひとつする時でも、私は毒親に怯えなければいけない。

私が寝るために使ってる部屋の掃除をしたいなと思った。
1年か2年ぶりに。

”掃除機を使ってもいい?私が寝てる部屋にあるお父さんとお母さんの✖△〇が埃まみれだからそれを掃除するためなんだけど…。”

お前は自分の生活圏だけ掃除するのか!!
そう怒鳴られる、もしくは詰られることは目に見えていた。
それが嫌で、彼らの持ち物を掃除のための言い訳にした。

でも、そもそもこの部屋は私の部屋じゃない
これはもともと彼らの寝室だった部屋で、私の部屋はもうこの家のどこにもない。
私の部屋だったものは、私の父のための部屋になっている。
私はただリビングの片隅で生活して、寝る時だけこの部屋を使ってるだけだ。

その私のためのものですらない部屋を掃除するために私は怯えながら彼らからの許しを得なければならない

私は1年か2年ぶりに部屋の掃除をした。

惨めだ。

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