里帰りがワンオペの一因説ある
すんごい個人的な観点で書いておりますご了承くださいませ!
だけど、出産を控えている妊婦さんは一度よ〜く考えてみてもいいかもしれません。こちらは私の一例です。
ワンオペ
ワンオペって言葉。たぶん育児してない人でも知ってるのではないでしょうか。
主に妻のほうが育児負担が多すぎること、ですよね?
私なりに、ワンオペになってしまう理由を考えると、どうしてもこれじゃない?というものがありすぎたのです。
里帰り
そう。里帰りです。出産する予定があることを伝えると予定日の次には里帰りするの?と聞かれることの多さ。そして当たり前になっている現状に驚きました。(もちろんその前に、そうするしかない日本の働き方、全然子育て世代に優しくない現状が大きな原因だと思います。)
私の親も御多分に洩れず、里帰りではないですが2週間、退院後の我が家にいました。泊まってるところはホテルでしたが。
そして何よりこの2週間で、今後の夫婦の育児問題に大きく関わるであろう、大きな後悔が残りました。
夫の育児への意欲がめちゃくちゃ削がれた
入院中、助産師さんからいろんなことを教わり、ミルクの作り方もおむつの替え方もちゃっかり習った夫。沐浴の仕方も、私が習ってきたビデオをみたり。
今後、この人はちゃんと子を大事に育ててくれるなぁ、大丈夫だなぁ。ワンオペって言葉流行ってるけど全然だなぁ。ありがたいなぁ。
なんて思ってました。
退院したその日に実母が来るまでは。
実母、到来
以前、私のnoteを見てくれた方ならわかるかもしれませんが、簡単な言葉で片付けると毒親です。
過干渉過保護、よくわからないもの送りつけてきたりする母です。
もちろん何度も何度も何度も!断りました。家は狭いし、そもそも夫は休み取ってるし。Amazonでも野菜買えるし、ロボット掃除機だってある。
そして何よりも、新しい家族で産院から家に帰って、そこで過ごし始める数日間って、生活のリズムを作ったりする為にも何より大事だと思ってたのです。
そして、私のそんな淡い勘は的中しました。
全然休めないむしろ辛い
2週間。本当に辛かった。家の勝手がわからない母がやることといえば、洗い物、そして短時間赤ちゃんを抱っこしたり見ておくことくらい。あとはたまに買い物行ってくれることくらい。
母のご飯といえば冷凍とか、鍋とか、簡単なパスタくらいでおふくろの味とかよくわからない私。授乳中でもあるし美味しいものが食べたい、となって昼ごはんは母の分までUber頼みまくり。もちろん代金は我が家持ち。
自分の気分転換の為にも洗濯はやりたいと思っていたので退院翌日から洗濯も私がやる。
そして、日中ずっと座ってスマホをいじっている母。
気を遣ってテレビをつけて、喋って、やっと子が寝たのに超寝づらい環境。
夫ももちろん義母がいる家には帰ってきづらい。気疲れもするだろうし、夜泣きで起きる必要はないけどぐっすりは眠れないであろうに、日中家で休めるわけでもない。
仕事ないと言ってた夫も日中全然家に居ない状態に。まじで意味ない。
夫も適当に散歩して映画でも見てたのかな。食材すら買って帰ってこない。本当に終わった、と思いました。ミルクの作り方もオムツの替え方もあっという間に記憶から消されてるようでした。あーあ。
だけど、夫からしたら義母の目があるので、母がいる時だけお風呂一緒に入れたり。いや、それ全然意味ないんよ。あーあ。
本当に時間が戻るならば、産前に戻りたいと思うほどでした。
私もなんか頑張ってしまって、夫の帰宅に合わせてご飯作ったりしてました。無理しすぎた。
母、帰宅。本当のワンオペ開始
母が帰ってから、本当にワンオペってこれか!という状態に。
大人が1人赤ちゃんを見てくれてるだけで助かってたものが、本当に私1人になると大変。(それも慣れてしまうけど)
24時間小さな命をぼろぼろの状態で見守る私をよそに、夫はなんにも生活変わらず、夜中も起きることなんてなく(仕事があるのでこれは良いのだけど、グッスリ寝ているのが本当にムカついた笑)、思いっきり仕事をして、付き合ってからそんなこと一度もなかったのに仕事仲間の男達と仕事ついでに旅館に泊まってパワスポ巡りとかしてきたり。
妊娠中・出産・入院中、ずっと側で気にかけてくれて、一緒に赤ちゃんのお世話をしてくれて、抱っこもして成長を楽しんでた夫が、今はただただ家に帰ってきたらそこに居る赤子を可愛がるだけの親戚のオジサンのようになっている事実。
私、爆発
もちろん、ある日我慢ができなくなりました。
というか、このままだとこの人と一緒にいれないと思いました。別居してぇ〜、と自然と考えてる自分に驚き。
そして、爆発して吃りながらも全てを打ち明けました。
最初は、こんだけ仕事して、家族を養ってるんだから休みの日くらいゆっくりさせて?というわかりきった言葉を投げかけられましたが。
24時間、小さく弱々しい命を見守ることの大変さ。それを全て1人でやることの辛さ。そして、夫は仕事していて、休みがあるかもしれないけど、私が今やっている育児には全く休みなんてなくて、私が夫のように疲れたからと言って休むと、赤ちゃんは死んでしまうこと。赤ちゃんが寝ないと、私は家事すら出来ないこと。眠くて仕方ないけど寝るのなんて全て終わらないとできないこと。
そんなに大変だったとは思えなかった。ごめん。
と最後にはわかってくれました。
だけど、それと同時に、言ってくれないとわからないということも言われました。
確かに、わかってくれない!察してくれない!と投げ出して自分さえ我慢すればいいんだ!と思ってた自分もいました。
この話し合いが、2ヶ月をすぎた頃。
母の帰宅から1ヶ月ほど経った頃でした。
この話し合いの後から、しっかり赤ちゃんと触れ合ってくれてるなぁ〜と思える時間は増えたと思います。まだまだ足りんなぁ、と思うこともあるけど、向き合おうとする時間が増えるだけで嬉しい。だって親子だしね。
洗い物やごはんは前からやってくれてたのですが、もっともっと家事をやってくれるようになったこともありがたい。
抱っこしとくから先食べて!と言ってくれることも増えました。うれしい。
個人的見解。里帰りいらん!
上記のことから、私は母のいた2週間を後悔してます。
そして、里帰り出産って、2ヶ月くらい?夫は家で1人?え?なにしてん?一人暮らし?自分の子供に会えないの?え?って感じじゃないですか?
それで、妻がある日赤ちゃんと帰ってきて、突然赤ちゃんのいる生活が始まって戸惑ってる中、何もしない!!!とか言われたって、いや知らんがな!こちとらめちゃくちゃ遅れとっとんがな!ってなりませんか?
最初のめちゃくちゃ大変なときを一緒に過ごして試行錯誤して作り上げた日常のほうが、今の家族にとっては自然なのではないかなぁ、と思います。
あ、母の手伝い然り。
なので、孫が生まれるなんてことになると、すっ飛んで行きたいしなんでもやるよ!となる気持ちも超わかるのですが、それよりも子供が気軽に「これが大変だから手伝ってくれん?」と言える環境を作り上げていくことに専念していこうと思います。
いろんな家庭があると思うのですが、こちらが私の家庭での結果です。ご参考までに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?