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今現在ヒマなので、2023年度のラベンダーズ活動目標なんかを書き殴ってみる。

ようこそようこそ2023年へ!
今世紀最大のキリのいい年2022は幕を閉じてしまいましたが、エフゲニーマエダは100日チャレンジで厚い胸板とレジャースキーセットと登山・スキー友達を手に入れました。
これが最近の嬉しいことか・・・

さてさて、書きなぐりなのでさっさと年内目標を書いていきます。

1.ラベンダーのこと

共同でラベンダーハニー作り

https://www.instagram.com/bb.bee.hny/

完全個人所有ではありませんが、来年度からどうやら割と大きくラベンダー栽培地を持つようです。
洞爺・豊浦エリアの養蜂家さんと共同で、ラベンダーハニーの生産事業をおっぱじめるみたいです。
1なのにいきなりすごい報告ですね!

はちみっつさんとは、実はちょうど1年前からエッセンシャルオイルの実演蒸留のお仕事を下さったりなど濃くお世話になっていたんです。
2022年は実は水面下で、双方できることを模索していたりしました。
で、ラベンダーハニーに使う品種の選定と苗木の生産はもう着手していたりします。

あとは来年春現地に苗を持っていって、エフゲニーマエダが過去4年で培ったラベンダーの促成栽培技術なんかを発揮しつつ、2年くらいかけてラベンダーハニーの生産に漕ぎ着けていきたい考えでっす。うっへうっへ。

個人研究園での栽培品種の再設定

写真は英国園芸品種の比較試験花壇

ラベンダー栽培をおっぱじめたときは、その辺でふんだんに流通している北海道の誇る園芸品種・3号濃紫ばっかりを50株くらい植えました。当初は①アイス作って食う②オイル絞る、くらいの単純な目標設定だったんですが。

しっかし、今となっては花壇規格の不一致などもあってお荷物と化したんですよ。
別に丹精込めて育てたい、研究しがいのある品種も出てきたので、北海道のMost Popularよりnicheを重点的に栽培して、研究成果を産んでいきたいのが欲望なんですよね。

なので、4年分最も大きく成長している3号濃紫の生産するポプリ・オイルはなるべく落とさずに、植え替えだけを2023年度は完遂させちゃいたいところだったりします。
で、生産量も若干落ちる予測なので、新規取引先をどんどん増やすというよりは、既存の関係先との取引を優先させたい考えだったりします。

こんなとこっすかね。

ニセコエリアでの伝統品種の文化レベルでの復活

開花時期・株サイズは濃紫早咲に似る
蕾の向きが異様に揃う外見的特徴をもつ(私見)

1号ヨウテイっす。Lavandula angusutifolia 'No.1 Yotei’ですね。
北大に残された農研資料の噂によると3号濃紫早咲の元になった品種だとかも。開花時期が揃ってる異種同士って可能性もありますけどね。1937年にフランスからごちゃまぜ種子で送られてきたので。

しかし香り立ち姿は南フランスで育っていたコモンラベンダーそのもの。
その由緒あるフランス由来ラベンダーでニセコのシンボルとなる名前が当てられた品種を現地に戻して産業を生みたいってのが野望の一つだったり。
(2号はなもいわも札幌で栽培園やりたいんですよね)

ニセコにとあるクラフトジンを作る蒸留所さんがあるんですよ。
そこへ行ってしっかりなんの品種がジンボタニカルに使われてるのか聞いてきました。「エレガンスパープル…」(市販の園芸品種)

なんでやねん!!!!!!!!

これが、ニセコエリアで1号ようていの栽培を目標とするきっかけができました。


お金貯めて各品種(20品種くらい)の精油成分検査

は1検査あたり¥20,000~とかの世界なので、企業に傘下事業としてもらうか、財団にパトロンになってもらうか、単に諦めってところっすかね。

これは本当にまじまじと2万円かけて個人的に検査やってくの、すっげぇもったいない。
最悪、北大とかのGC-MSできる研究室に属して論文発表だけやってこようかーという案が有力だったり。
社会人留学制度だっけな?札幌は13ラボの管理人さんも同様に大学院在籍されてるそうなので、ちょっと20代の研究者人生考えて話伺ってみます。

東アジア寒冷地気候・北海道におけるラベンダー精油の品質ベースなんてあたりの研究余地ありすぎるんですよね。
地球規模でみるとフランス・イギリス・カナダ・アメリカ・NZ・中国・東欧・日本それぞれでラベンダーの香り・アロマの特徴も確実に変わってくるという事実が70年代にすでに認められていたんですよ。ケモタイプって言ったりしますね。
しかしこんにち統一されたデータがないので、魅力発見にも繋がっていない。
しかし世間は化学合成による大量生産品からオーガニック・自然栽培製品を重要視する時代に変わってきているので、ラベンダーの世界もそれに合わせて変化するのも大事だよなーと思ってます。
ファーム富田さんは北海道の1950年代からのラベンダー史博物館として永代役割を全うしていただきたいなーと思ってたりしまっす。

2.精油事業全般

冬季の針葉樹類から得られる精油(林業面)

これどうにかしたいな〜〜〜と。
既存の木工プロダクトにどうにか組み合わせてみたり、ラベンダー精油と合わせて一斉にアロマオイル屋さんを開業してみたりとか。
去年で一通りは北海道における精油の可採資源量を把握できたので、商品化のメドは一応は立ってるみたいです。

あとの課題というのが・・・

パッケージ・箱を用意してさっさとプロダクト生め!

おいらの札幌での親みたいな、兄弟というより家族ともいうべきお世話になってる人が3年前に知り合ったこのきーむらさんなんですけど。
俺がすんなり札幌に拠点を移せたのもと、もう1人キヨヒコ氏がシェアハウスを管理してくれてたからなんすよね。リバ邸サッポロあらためリバ邸澄川札幌(23年から名前と管理人が変わった)。

https://www.instagram.com/liverty.sumikawa/

まずきむ氏は今年度より岩内町での民泊施設の運営に携わるそうです。名前とかコンセプトとかロゴ・サイトデザインとか彼めっちゃ楽しんでる。
加えて、すすきの秋水ビル7FにあるBAR Agoraの店主としても。
宿泊・飲食事業をスタートしたみたいです。

そんな彼に、「エフゲニーマエダは唯一、さっさとプロダクトを生め!」とだけ言われてます。
だけ・限定してくれてるの本当にありがたい。

ようは精油やら価値物を抽出してラボの冷蔵庫に閉じ込めておくばかりではなく、ちゃんと世の中に解き放てということなのでしょう。

神は二物を与えないっていうけれど、俺がプロダクトのプロデュースまでプロッちまったら、神が大激怒して東京に大地震起こすんじゃないかとか大雪山支笏湖がパックリ割れてみんな大好き北海道が沈没するんじゃないかとか、いろいろ心配しちゃうところではありますが。。。

エフゲニーマエダがなっかなか重い腰をあげない段階、ニガテ分野がパッケージ探し・デザインってところなんですよ。

精油とかのプロダクトへの近道・・・

去年の秋から札幌市中央区の大通公園近くのビルでスタートした、bokashiという会員制コワーキングスペースに関わらせてもらってます。
コワーキングの他に長沼余市エリアでの農産物の直営販売と農産物料理の提供をやっている施設です。

ここではラベンダーに関する専門家として紹介してもらってて、今の段階でエフゲニーマエダの考えるラベンダー産業再興戦略の重要なPlaceとして使わせてもらおうと考えています。

ラベンダークラフトコーラ作ったり、ラベンダークッキー作ったり、ラベンダーオイル売ったり。。。
他に考えつくだけのラベンダープロダクトをbokashiを起点に披露していきたいと思ってます。

bokashiにはプロダクトデザインのお仕事をされてる方が所属されてたり、耕作放棄地を各地に所有されてる方が所属されてたり、ラベンダー産業・研究建立のバックアップとして強すぎる味方がついてくれてます。
大変恵まれてることに、『進む』しかできない状況になってるんです。

そんな環境で、もう一つエフゲニーマエダを象徴する今年やりたい事というのが・・・

こいつらの製品を特許で囲う、ですね。
国産表示することはイケるかなーと思ってます。
アキレアのオイルはジャーマンカモミールと同様にほぼを輸入品に頼っている節があるので。国内製造品は社か個人事業で持つことに。

あるいは、ブレンドオイルは確実に特許で囲います。
精油を着色する技術ってところでしょうか。
油を染められる天然油ってマジで世界に5つくらいしか存在しないんですよ。なのでこれは20代最大の功績として。
そして彼の人に事業・収入装置をプレゼントする、ということも兼ねて。。。

Achillea millefolium inflorescence



ではでは!!!

こんなところでしょうか!
お菓子作りも割と手短にできるという自信が付いてきたんで、定期的に安定的にやっていきたいと思います。

ではでは、サラッと書き殴ると宣言しておきながら、しっかり3000字以上モリモリと書いてしまったのでイズビニーチェ&このへんで!

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。