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“豊かになりたい"と思うことは卑しいのか

最近、まちに出かけると目につくものは何ですか?

わたしは、
立地の良い高層マンション、洗練されたデザインの高級車やブランドもののバックや服飾…
って、めっちゃ卑しくない?って自分でツッコミを入れたいくらい。

高級旅館で働いているというのも影響しているかもしれません。
つい自分を疑ってしまいます。
今回のテーマはそんな経緯があってのことです。

 しかし、この傾向は、今に始まったことではありません。
小さい頃から、特に「いいところに住みたいな」という漠然とした思いはありました。
特に、働き始めてその思いは強くなっているように思います。
がんばれば届くかもしれないから。

 でも、わたしは知っています。

 おそらく今の仕事をしていては、3年後、5年後…
そのようなお高い暮らしは、「わたしには、無理」と。

 格差社会といわれるいま。年収400万円以下が男性全体の75%、800万円以上が25%と、二極化が一層進んでいくそう。

 お高い暮らしは、自分事化するには難しいのかもしれません。

 だから、人は考えるのでしょう。

“わたしにとっての幸せ”とか“人生における成功”とか

そういうのってなんなのだろうって。(余談ですが、壮大なこのテーマ。これについていろんな人と話してみたいです。お金がすべてではないですから。)

 ところで、先ほどお高い暮らしが他人事とは言いましたが、本当は豊かな方がいいに決まっています。なぜなら、幸せや成功はお金によって選択が左右されかねないことを知っているから。
経済面で選択肢が狭まるのであればとても残念なことだと思うのですが、みなさんいかがでしょうか。

 例えば、わたしは家族と旅行に行きたいと思うとします。だけど、今の収入では月に10万円貯めるのが限度。3ヶ月分貯めたとして、30万円。わたし一人ならヨーロッパでも旅しようと思いますが、家族4人となれば、海外ではなく国内で済ませてしまうのではないでしょうか。

 教育についてもそう。わたしの尊敬しているバイリンガールのちかさんがこんな動画をアップしています。英語を学ぶ意味は、選択肢を広げるため。例えば、英語が話せる自分は外資系のホテルでの勤務も諦めていなかったでしょう。**“何かをもっている、何かができる”資産や知識やスキルは選択権に変換されるのだと思います。 **

 最初の論点に戻ります。
 もし、わたしが豊かになれたとしたら、おそらく最初は自己投資します。学びたいことがたくさんあるのです。次にその学びを人に還元していきます。
 めっちゃ抽象的じゃん!でも、これはこれから温めていくつもりなのでご愛嬌です。**いまのわたしが言えることは、選択権を得るための豊かさなら求めてもいいんじゃないかなってこと。 **

 もちろん、単に快楽を求めて豊かになりたいというのもありだと思います。でも、それって一歩間違えると傲慢な人間になりかねないなって、勘違いしそうだなって。実際、豊かさを勘違いしている人をみたからかもしれません。「いい酒、飲んでるぜ?」とか「(サラリーマンを見下したように)仕事しないで、旅行きてるぜ?」とか嫌じゃないですか?

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