【最新作直前!】水曜どうでしょう2020 第3夜〜第4夜 感想とまとめ
水曜どうでしょう 2020年最新作
21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇。
当時、私は有料のオンデマンド配信を購入せず、地上波で見ることにしました。
北海道での放送から少し遅れての放送だったと思います。
ひとまず第1夜、第2夜を見て、感想とまとめをこちらの記事に書きました。
さすがは水曜どうでしょう。
当時は今よりもフォロワーも少なく、注目されそうにもなかった私の記事を、かなりの方に注目していただきました。
ビュー数もスキも思ったより伸び、本当にありがたい限りです。
でも、そこで一気に最終回まで見ればいいものの、余裕ができた時に続きを見よう、と思ってしばらく間を取っていました。
で、気づいたら2023年。
完全に放置してしまっていたのです…。
いや、ヨーロッパの旅が面白くなかった、という訳ではないんですよ。
「いつでも見られるからいいや」と思っていたら、あれよあれよと時が過ぎ…。
流石に焦ったのは昨年ですよ。
2022年秋のこと。
久しぶりにどうでしょう軍団が集結してYoutubeで生放送をやる、というので見てみたら、予想外の事を言い出すじゃないですか。
「実は…旅…行ってきたんだよね…」
え〜!??
まだ前作を全部見ていないのに!
完全に私のせいなのですが…。
ということで、今年は必ず「21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇」を見て、最新作に備えようと心に決めました。
それでも、なんだかんだでギリギリになってしまったのですが…。
かなり時間が経ってしまったので、最初から見返しました。
そしていよいよ未知なる領域、第3夜へ。
この記事は、第3夜と第4夜の感想とまとめです。
「感想を書こう」と意気込んで書き始めると、私はどうも全部書こうとしてしまう。
内容を言葉にしてなぞったような記事になり、ちょっと長いです。
でも、どうでしょう軍団の旅のシーンを思い浮かべながら、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、4人が酔っ払いながら居座ってしまう、コッツウォルズのレストランへ。
【第3夜】
前回に続き、ホテルのレストラン。
その中で、次の旅程を話し合う。
藤村Dは、UKのもう一つの見どころ、湖水地方に行きたいという。
ピーターラビットのふるさとらしい。
丁度、アイルランドに渡るフェリーがその少し先、ケイルンライアンから出る。
コッツウォルズとケイルンライアンの間で泊まるとなれば、湖水地方が一番いいという結論に達した。
フェリーは翌々日の11時に出航する。
船に乗るために、湖水地方を早い時間に出発しないといけない。
ただ、コッツウォルズから湖水地方までもかなりの距離がある。
オーストラリア縦断から始まり、アメリカ横断、そしてヨーロッパとロングドライブには慣れているはずの4人だが、それは若かった頃の話。
今の4人はどのようなロングドライブをするのか?
その間にリバプールがあるので、できれば寄りたい、とミスター。
アビィロードの横断歩道に4人で渡らねば、と。
それは素敵なアイデア。その姿を見る事はできるのか?
…そんな話をしていると、周りは暗くなり、寝る時間に。
計6時間もレストランに居たらしい。
周りからも「さっきから変な日本人が酔って騒いでる」と奇異の目で見られなかったのだろうか?
明日は8時に出発するぞ、と藤村D。
翌朝。
4人が揃ったのが9時50分。だいぶ遅い。
またミスターがインキーでもしたのだろうか?
…と思ったら、偶然日本からのツアーのご婦人たちと鉢合わせしたらしい。
数人が大泉さんに気づいたのだとか。
東北ツアーでつるし上げられる乳牛を思い出してしまうが、さすがは事務所の会長ミスター。
しっかりご婦人たちをガードし、番組の事も口外しないよう振舞ったのだとか。
こんなイギリスの田舎町まで来て、ここにいる事も口外できない。
しかも、大泉さんをガードするのはスーツに黒ネクタイの男。
「逃亡でもしてんのか?と思われるかも」と大泉さん節炸裂。
次の目的地はブロードウェイ・タワー。
昨日はナビを務めた大泉さんがドライバーを務める。
宿泊したホテルを左に見ながら出発。
しかし、急にアナログに戻ったナビ。
行き止まりにぶち当たり、今度は進路右にホテルを見ながら進む。
先が思いやられる展開…
地図の通りに進んでいるつもりが、目的地にたどり着けない。
後部座席であーでもない、こーでもないと言い出す藤村Dとミスター。
運転席の大泉さんもボヤく。
ある意味、いつもの風景。
結局、ブロードウェイ・タワーは通り過ぎてしまったらしい。
それでもそのまま旅が進むのがどうでしょう軍団。
助手席に座ってカメラを回す嬉野さん。
「大丈夫?」と道順を心配するが、その数秒後に信じられない光景が。
ガタッ、という音と共に、映像がサイドボックスの方へ!
皆が心配する声に、正直に「寝てました」と白状。
まさかカメラを構えながら寝てしまうとは!
確かに初めての光景かもしれない。
これは、玉田玉山さんの講談の恰好のネタになることは間違いない。
(既にネタになっていたのであればすみません…)
どうでしょう軍団は中継地バイブリーに到着。
英国ののどかな田園風景が広がる。
静かに流れる小川のせせらぎの上を、古くからの木造の橋が架かる。
そこを渡り、しばし静かな光景を楽しむどうでしょう軍団。
一行はニジマスを養殖している大きな池へ。
エサを投げると、無数のニジマスが次々と食いつく。
大泉さんがエサやりに飽きた頃、藤村Dが待っていたかとばかりにエサやりを始める。
しかも、タレントそっちのけで延々とエサやりに興じる始末。
「ローカルタレントとは言えね、タレントそっちのけでなにやってるのよ?」
と、かつては言い争いの種になっていたが、ふたりとも既にローカルタレントではなく、全国区の超有名人。
それでもやってることは相変わらずなどうでしょう軍団。
バイブリーを出ると、そろそろ昼食の時間。
普通のランチになるはずが、あんな展開になるとは…
インド料理が食べたい、と言う話になり、近くのインド料理屋を探すことに。
「もう頭の中にはインド料理しかない」と藤村D。
何が何でもインド料理をたべる気らしい。
大泉さんがスマホで店をリサーチ。
しばらく走ったところにお目当てのインド料理屋があるらしい。
デジタルが浸透した時代なのに、いつも頑なに紙の地図とにらめっこをする軍団。
しかしスマホでの店探しが成功すれば、軍団にもデジタルの波が訪れるかもしれない、と藤村D。
しかし、サイトに載っている情報は信憑性があるのだろうか?
とあるショッピングモールに到着。
その一角にお目当ての店があると言うが…
「The Garlic」と看板はあるものの、店はもぬけの殻。
どうやら営業していないらしい…。
しかし、頭の中は既にインド料理。
死んでもインド料理を食う、という共通認識を確認するどうでしょう軍団。
大泉さんが次の店をリサーチする。
日本ならその方法もうまくいくかもしれないが、イギリスではどうだろう?
次の店は程なくして見つかった。
別のモール内の店だが、先に確認しに行ったミスターが立ち尽くす。
3人が向かうと、扉には「CLOSED」のメッセージが…。
ことごとく店が閉まっている。これで2連敗。
いたたまれない顔の大泉さん。
次のインド料理屋さんもすぐ近くにあるらしい。
イギリスの片田舎のはずなのに、なぜこんなにたくさんインド料理屋があるのか?
クルマを走らせ向かうと、今度はモールの中ではなく大きな店が姿を現した。
車内から店の様子が伺うが…
ドアを見ると、またも「CLOSED」のメッセージボード。
見事な3連敗。
これは、もはや奇跡。
サイトには「営業中」と書いているのに…
結局、バーガーキングでハンバーガーをほおばる大泉さんとミスター。
インド料理にこだわったのが災いしたのか、はたまた大泉さんが起こしたミラクルだったのか…??
内容の濃い第3夜だったが、宿を出発してまだ半日。
行先を見失い、寄り道はしたものの昼食でひと悶着を起こしたのみ。
先が思いやられる道中。
しかし、どうでしょうの旅の醍醐味は十二分に発揮されている。
湖水地方まであと200㎞。
いつもなら、「さぁ、あと200㎞!」と元気よくネタ振りをしていたが、さすがに中年を迎えたどうでしょう軍団。昔のようにはいかない。
「低予算」「低姿勢」「低カロリー」を打ち出していた水曜どうでしょう。
もはや、「低カロリー」しか残っていない…。
なんとも魅力のない番組…とは大泉さん。
でも、その「低カロリー」さが生み出す笑いがある、というのもこの番組の奇跡的なところ。
どうでしょうの旅は「飯を食う、というぐらい当たり前な事になった」とミスター。
果たして、若い頃のような行程をいかにカロリーを使わずに乗り切っていけるのだろうか??
【第4夜】
車は進んで、湖水地方まであと150km。
マンチェスターとリバプールの間で、車も渋滞が続く。
リバプールのアビィロードの横断歩道で4人写真を撮りたい、と言っていたミスターだったが「帰りに寄れたらでいいよ」と既に意気消沈。
せっかくならその姿を見たいけど、果たして見られるかどうかも怪しくなってきた…。
相変わらずなやりとりをしながら車をがんばって走らせ、気づくと間もなく今夜の宿。
疲労困憊の嬉野さん。既にカメラのピントが怪しい。
「睡魔がきてますよ」とここでも正直に白状する嬉野さん。
そして今日の宿、スワンホテルに到着。
早速レストランへ。ビールでのどを潤し、旅の疲れを癒す。
明らかに今までの旅よりも疲労感が大きい。
大泉さんとミスター、二人とも表情が厳しい。
しかし、疲れているのは二人だけじゃない。
話は嬉野さんが襲われた睡魔の話題へ。
今日の行程の後半、カメラがずっとバッタン、バッタンと揺れ続けていたと話す大泉さん。
確かに、映像は揺れてばかり。
一日中運転もせずに車に揺られるだけでも、かなり疲れてしまうのは明白。
それでもずっとカメラを回し続け、その結果映像はバッタン、バッタンとなり、不意にカメラを落とすと「寝てました」と正直に白状する嬉野さん。
第3夜のドタバタ劇とは裏腹に映像では急にホテルに着いたのだが、その間の映像が使いものにならなかった可能性もある…。
レストランから一転、ホテルの部屋。
部屋で作戦会議をする光景は過去に何度もあったが、本当に久しぶり。
たいがいが旅程が遅れて、ミスターが全員にハッパをかける映像ばかりだったが。
それにしても長距離の移動だった。
イギリスに来てまだ2日目という事にも驚く。
「今朝の話だったでしょう?あなたがフナにエサをあげてたの」
「フナじゃねぇよ!」
ニジマスでした。
記憶があいまいになるほどの移動距離で疲れがたまっている模様。
しかし、フェリーが出るケイルンライアンまであと285キロもある。
最短距離で3時間ほど。
フェリーは11:30に出る。
13:45にアイルランドへ上陸。
到着したら、その日のうちに首都ダブリンに向かう事になった。
その代わり、ダブリンに2泊するようだ。
帰りのフェリーはダブリンから乗ることになる。
となると、ダブリンに宿を取らなければならない。
ロングディスタンスで忘れていたかもしれないが、次の宿の手配は大泉さんがやることになっているはず。
早速、大泉さんによる「ダブリンおすすめの宿」のプレゼン。
すると、「誰か聞きたい方いますか?」と大泉さん。
かつて、田中真紀子さんや鈴木宗男さん等、数々の名演(?)を生んだ大泉さんのモノマネが聞ける!?
個人的に好きだったのは、アフリカのガイド、スティーブ。
「ライオンもいっぱい出るよ!」
そんな大泉さんのモノマネプレゼンが始まる!
藤村Dのリクエストは、あの「エッチデーデーだど!」でおなじみの大泉さんの親戚、みっちゃん。
車のセールスをやっているようで、大泉さんに電話がかかってくるところからスタート。
「車何年乗ってる?3年?そりゃ走らんぞ!」
かなりムリヤリに話を持っていく人らしい。
エッチデーデーは出なかったが。
で、肝心のホテルは「ザ・グレシャム」。値段は159ユーロから。
次のホテルは、ミスターのリクエストで福山雅治さん。
大泉さんの福山さんのマネは本当に好き。
龍馬伝の撮影のエピソードなど、大泉さんは福山さんの話をするときはすぐにモノマネを使う。
「あ、洋ちゃん?今どこにいるの?ダブリン?」
いつもの語り口の福山さん。
福山さんが紹介したホテルは、「ザ・クラレンス」。
なんと、U2のメンバーが経営者になっているらしい。
いったい誰だろうか?ボノ?
値段は179ユーロ。
「藤村君、嬉野君ずっと寝てるじゃない」
福山さんにも心配される嬉野さん。
次のリクエストは、やはり渡辺篤史さん。
全どうでしょうフリークを笑いの渦に巻き込んだ、「小林製薬の糸ようじ」は今でも健在なのか??
「世界でおなじみのあのホテル、ザ・ウェスティン・ダブリン…糸ようじ」
…どうでしょうを見たことがない人は何のこっちゃわからないかもしれないが、わかっていても笑ってしまう…。やはり「糸ようじ」は破壊力が違う!
お値段はやや高め。
一泊380糸ようじ、ならぬユーロ。
続いては土井善晴さん。
24時間耐久番宣を思い出す。
わざわざ衣装まで用意して、HTB旧社屋の駐車場で卵料理を作っていた。
土井さんが紹介してくれたのが、トリニティ・シティ。
お値段は134糸ようじ、ならぬユーロ。
すっかり単位が「糸ようじ」になっている。
次の紹介は久米明さん。
若い方向けに説明しますと、ザ・ベストテンやニュースステーションの司会をしていた久米宏さんではなく、かなり昔に「すばらしい世界旅行」という紀行ドキュメンタリー番組のナレーションをされていた方。
あと、ラピュタのポム爺も久米明さんでしたね。
「小鬼じゃ…小鬼がおる」
「お嬢さん、その石をしまってくれんか…ワシには強すぎる…」
だが、久米明さんのプレゼンもそこそこに、ホテルを決める段階に。
結局ホテルは、「マーカーズホテル」というところに決定。
大泉さんがプレゼンしなかったところだが…
「じゃあこの30分は何だったの?」
大泉さんがボヤくのもうなずける。
翌朝、6時42分。
さすがに出発の日の朝は早起き。
ここから約3時間かかるフェリー乗り場に急行しなければならない。
インキーなんてしていたら致命的だ。
さすがに今の車でインキーは難しいだろうけど。
ドライバーはミスター。
美しい湖畔を走る。
沿道ではヤギが草を食べている。
田舎道の途中で止まり、広大な牧場を眺めるどうでしょう軍団。
牧場を背に記念撮影。
大泉さんがなんとも言えぬ表情…。
お馴染みの寸劇まで披露。
大泉さんのみならず、ミスターまで。
…でも、そんなことしているヒマはあるのだろうか??
藤村Dにドライバーを交代すると、いつもの通り言い争いに。
大泉さんの笑いとは、7割がボヤキで、3割が悪態。
故に、家ではその笑いを繰り出すことができないらしい。
しかしテレビではボヤき、悪態をつきながら笑いを取る。
その上で、相手の立場も考慮して振舞わなければならない。
子供に何と説明したらいいのか…
奥様の顔が脳裏に浮かぶも、話している相手も立てないといけないので、その時は意を決して「懐から刀を抜く」ように悪態をつくのだとか。
面白おかしく言っているが、藤村Dも大泉さんもお互いをリスペクトしながら言い争いを繰り広げている、という事がよくわかるやりとり。
ただの腐れ縁なのかもしれないが…。
そんなやりとりをしていると、車はフェリー乗り場に無事到着。
11時直前。計算通りではあったが、安堵するどうでしょう軍団。
船内は混雑しているが、その中でもなかなかいい席を押さえたらしい。
昼食としてフィッシュ&チップスと、ぬるいビールに舌鼓を打つ大泉さん。
この後運転はしないのだろうか?
船は北アイルランド、ベルファストに到着。
アイルランド島ではあるが、イギリス領だ。
ここから南下し、ダブリンを目指す。
遂にどうでしょう軍団が21か国を完全制覇するときが来た。
記念すべき国境はどこだ?と車内でも話題になる。
しばらく走ると、距離標識がマイルからキロになった。
アイルランドはメートル法で表記するようだ。
…ということは、既にアイルランドに入った事になる。
国境は??
何も標識がなかったのでなんともわかりにくい。
「アイルランド、入りました!」
車内では盛り上がるも…いまいちピンとこない。
かくして、21年かけてヨーロッパ21か国を制覇したのだった。
大泉さんのモノマネあり、藤村Dと大泉さんとのお馴染みの言い合いもあったが、ひとつの区切りとしての21か国制覇。
目的を達成したどうでしょう軍団。この後どんな珍道中になるのだろうか??
いかがでしたでしょうか?
このエピソードは全7話。
来週中には全話を記事にして、いよいよ8月30日の最新作の放送を迎えたいと思います。
今回はオンデマンドを購入する予定。
最新作も記事にするつもりです。
どうやらオンデマンドでも1週間しか見られないようなので、限られた時間の中でしっかり見て、しっかり記事にしないといけません。
なんとかインチキ…しないように頑張ります。
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