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SHINYLABO JOURNAL vol.1に寄稿したよ(蜷川視点)

炭酸水さんが主宰しているシャニマス関連の創作メンバーが集まる Discord サーバー shinylabo の合同誌に寄稿しました。頒布はアイマス EXPO Day2 で、本当にありがたいことに 10:30 頃には現物がすべて捌けたそうです。ありがたいねぇ。

なせばなった。本当に偉大なボス

参加表明あたりの個人的な時系列

上記スクショの通り、参加者集めは 8 月の頭とかそこらだったと記憶しています。

シャニマスの流れでのタイミングというと、まさにライブ『LIVE FUN!!』が終わったあたりで、私個人としてはそのライブに向けてシャニマス楽曲に対する想いを語っていただく「voices -LIVE FUN!!-」という連載企画を終えた時期でした。

自由参加枠で各々投稿いただいたほかに、主催投稿では 13 週(+まえがき・あとがき)で毎週記事の投稿(インタビューの文字起こしなど含む)をしていたため、端的に言えば程よく燃え尽きていたタイミングでした。そのため、今回の labo 合同への参加はちょうどよい未来の日付に設定されたモチベーションだったなぁと当時も今も思っています。

ただ、labo にはほんのりと居座っているだけで、ボイチャとかによくいるメンバーよりはかかわりは薄いから参加をどうしようかなぁと一瞬迷いはしました。が、主宰の炭酸水さんに対しては、昨年ベンプさん『我儘なまま』に向けた note 連載企画で当時公開されていなかった SHHis のソロ曲について考察をする記事を出した(私がにちかで、炭酸水さんが美琴)ことなど色々とあって勝手に戦友のような思いを持っていたので、個人的なモチベ維持だけでなくそういったところでの勝手な(本当に勝手な)義にもよって参加表明へと踏み切りました。

寄稿内容を決める

寄稿内容については、普段音楽系の記事も書いているので今回頑張って何か音源でも作るか~、などと考えてはいたものの、合同誌に音源乗っけるのってどうすんねんと思い(※プラタさんはその解決方法を見つけてないストレイ楽曲の制作過程を載せています)、これまでの note の中でシャニマス×科学系 note の中から私の中で一番気に入っている芹沢あさひさんが登場する SS 形式での寄稿にしようと考えました。

読んでいただいた方へのリマークとして、本文中に何も記載がないのですが、実は今回の寄稿文は以下の note の続編となっています。

私自身のキャリアとして音楽のほかに科学およびそれに関するコミュニケーションもそれなりの期間を占める要素となっていたので、そういったプチ専門領域で攻めれたらなぁという思いですね。あと、labo だし。

それで、大枠は決まったものの題材は何にするか、というのは思ったよりすぐに決まりました。「光」と「色」を題材にしたいという思考から始めて、それを簡単に家で(かつ低予算で)できるのは光弾性実験しかない、と本当に 2 分ぐらいで脳内では決まった記憶があります。

執筆、そしてタイトル決め

ちょうど 9 月が聖蹟桜ヶ丘に引っ越すタイミングだったので、執筆はそれが終わって落ち着いてから(かつ部屋がモノであふれる前に)ということで、テーマが決まってからは脳内であさひさんをひたすらエミュレートしてどういう会話がなされるかを組み上げていきます。ときには出演いただいたもちあさひさんを膝の上に置きながら会話もしました。声に出して考えるというのはああいった対話型の記事には非常に大事です。

この期間が結構長かったので、本文の執筆はトータルで 5 時間ぐらいで終わった記憶があります。それまでのあさひさんエミュレートの内容を改めて出力するだけなので、執筆は当然の事象をそのまま手が文字に起こしていく単純作業で、文章の詰まりで書き進められないというのは一切なかったです。

が、ここで困ったのがタイトル。タイトルのことを全く考えていなかったことに本文を書き終えてから気づきました。

サブタイトルの「~おうちでできる光弾性実験~」は上記スクショの寄稿内容共有時のテキスト時点でできていたのですが、以前のあさひさん×科学の記事のタイトル「見上げる宙と時間の旅」レベルまで何かいいタイトルを考えたい(「見上げる宙と時間の旅」←読んだ人にはいいタイトルでしょと胸を張って言えるタイトルなので)。

本文は 5 時間程度だったのに対して、タイトルは本当に 1 週間ぐらい悩みました。

あさひさんのコミュを全部読み直したり、シャニマスのカード名をざっと見返すなどして、合計 10 案ぐらい作ったのですが、自分の中で一番しっくりしたのが「色は、透明に隠れて」だったのでそれを採用しています。

シャニマスの合同誌において、色と光を扱った SS を寄稿する際の思想がもちろんありまして、それを端的に表している形式になっているかなと思います。

そして、そして!!!!

ボスの名采配により、合同誌の最後を飾る岡山ディヴィジョンさんの寄稿文へのキレイなパスの位置づけへと結果論的になれた(していただいた)のかなとも思っています。ジャンルも何なのかわからない謎の SS ながら、そういった思想まで汲み取っていただいて打順の上で素晴らしい役割を与えていただいたボスへの敬意を表します。

といった感じでした

良い本ができたねぇ。本当に良い本です。164pだっけ?重いよ。

これだけのメンバーが集まって、それぞれがそれぞれの方法で暴れ倒す合同誌だなと改めて読んで思います。変な合同誌。

でも、そういう環境があることと、そもそもこのモチベーションを駆り立ててくれるシャニマスというコンテンツのありがたさ、もとい有難さについてつくづく感謝です。


自分の記事もいっぱい書きたいし、こういう寄稿もまたいつかできたらいいな、


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蜷川
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