見出し画像

圧倒的集中力(フローとゾーン)

よくアスリートはメンタルトレーニングが大切などと話を聞きますよね。
しかし、実際には何をやっていて、何のために必要なのか、具体的な詳細は少ないようにも思われます。

今回は私の経験を通して、いかにこのメンタル状態が演奏において大切かを力説してみたいと思います。

タイトルにあるフロー(Flow)とは、Wikipedia上では以下のように記載されています。

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。(Wikipediaより抜粋)

ゾーンはそれらのフロー状態から、もっと深い集中の世界へ入った状態という解釈が妥当なのかなと思います。

なかなかゾーンに入れる機会を持つのは難しいですが、とにかくいかんとも言葉にはし難い感覚です。
大体はネット等にも書かれているような、部分部分を切り取ってみれば、本当にそういう感じですね。

当然、私も体感したことないようなもっと深い世界がまだまだあるのだろうなと思いますし、人によってもかなり異なってくるのだと思います。


よくレッスンしていても、この手のメンタルの話になると、そんなことよりもっと物理的、あるいは発声の話や音楽の話を、というような雰囲気を生徒が醸し出しているときがあります。

演奏家の方なら理解できると思いますが、どれだけテクニックや、練習の上での技術の向上を目指しても、使いこなす際には、何をイメージするか、どんな感情を持つか、そしてこのフロー状態まで持っていき、ゾーン状態に入れるか。

どんな分野の方でも、最終的にはこのあたりが問われてくるかなと思っています。

私の場合、今日のライブの出来がどうだったかという自身の判定基準は、やはりどれだけそういった集中状態に持っていき、どんな景色を描いて、どんな世界を創造出来たか、という感覚が基本です。

これも人によって全く異なってくるのだとは思いますが、少なからず、そういった技術的側面や、成功やミスした回数などといった概念とは程遠いところに、音楽の深さがあると私は考えています。(当然、上記のことが無関係ということではない。)

やはり、練習を重ねる、何度も反復をする。何度も深い集中の世界へダイブする、その回数をあげていくと、それらが引き出しやすくなるのかなとは思います。
そしていかに、心や感情、精神部分をコントロールして、大事な局面でも思う通りにそういう状態へ持っていけるか、これがメンタルトレーニングの意義だと考えます。

また、心を鍛える、といった筋トレ的な考えだけでなく、よりそれらをしやすくするような日常の環境作りも大切です。
それらに対して劣悪な環境で、無理して頑張るのはあまり効率的とは思えません。

そういったことも踏まえての練習場所や環境作り、習慣作り、そして心身を対象とした練習方法をぜひ構築していきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



レッスンにご興味ある方は、ぜひ以下のSideways StudioのWeb Siteよりお問い合わせください。

町田と湘南台が主なレッスン場所となります。


Sideways Web Site
・料金システムやレッスン場所へのアクセス、講師紹介、生徒たちの声なども載せています。

https://www.sideways-studio.com/


Sideways Magazine
・家で出来る練習方法や、音楽上達に向けたメンタルの分野について、ボーカル、弾き語り、作詩作曲、オンラインの4項目に分けて書き綴っており、Sidewaysに関するニュースもこちらからどうぞ。

https://note.com/sideways_studio


Sideways Instagram
・洋楽を中心にSidewaysのおすすめする音楽などをこちらに載せています。

https://instagram.com/sideways_studio_6823?igshid=5hf0ktbv85m9

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?