漫画「夢喰いメリー」を精一杯おすすめするから読んで！

ちゃお…

みなさん漫画読んでますか？ぼくは今日も今日とて漫画読んでます。

夢喰いメリーって知ってます？
「まんがタイムきららフォワード」で10年間連載されていた作品で、2018年に完結しました。

うん、結構最近やね。……最近やね。最近よね？

〜あらすじ〜

人の夢の良し悪しを色で見ることができる(的中率は例外を除いて低め)主人公の高校生藤原夢路は夏休みのある日に幻界(ゆめ)の世界の住人のメリー・ナイトメアと出会う。夢路は幻界に帰りたいメリーに協力することを決めるが、それは現界(うつつ)に潜む幻界の住人との"戦い"の始まりであった！

アニメもあるよ。ぼくは見てないけど。

簡単なあらすじでした。
よくあるボーイ・ミーツ・ガール系の「ガール」が恋愛対象じゃない版です。
そう、ヒロインが別にいます。

橘勇魚(たちばな　いさな)ちゃん。
これ初見でいさなって読めた奴見たことないです。この娘めちゃかわいい。

で、これがいいのよね。
どっちとくっつくの〜ドキドキ！がない。
ネタバレだけど、物語を通して夢路とメリーはカップルってかんじじゃなくて頼れる相棒ってかんじだからメリーと勇魚もめちゃ仲が良い。
よくある学園ものと違ってヒロインが一人しかいないと安心して読める。
そう、ぼくは「ヒロイン一人だと嬉しい教」の教徒です。

夢喰いメリーの一番好きなところ

何より夢喰いメリーのいいところは、
「作者のセンスが良すぎる」ところ。
正直漫画なんて最後まで読んでしまえば大抵のものは全部面白いんですよ。
でもぼくの記憶にしっかり残ってる夢喰いメリーの「この作品センスがよかったなぁ〜」度は異常。めだかボックス超えてます。

まず、ネーミングがカッコいい。
物語序盤で出てくる「ジョン・ドゥ」

声優ジョージなんかい！初めて知ったわ。

ジョン・ドゥというのは英語圏で使われる「名無しの権兵衛」の意味を持つ言葉。
これを持ってくるのが"良"すぎる。
そんで「追跡者」(チェイサー)の異名を持つ、ってそんなん中二病なら大好きでしょ。

他のキャラにもネーミングの理由がちゃんとあって話の合間にイメージを書いてくれてる。
なんか後半は雑になってた気もしたけど、それでもカッコよかったから作者のセンスが最高。

言ってなかったけど、これの作者「牛木義隆」さんは東方のあの「アドベントチルノ」のサークルの人です！(これ誰がわかるの？)
小ネタとして主人公の夢路は東方projectが好きっていう設定があるらしい。

次！
「展開がアツすぎる」ところ。
もうアツすぎて読む前に着てた服全部脱いじゃうくらいアツい。
絶大なネタバレなので具体的には言えないんですけど！バトルシーンがアツい！夢路の正義感とか、夢路とメリーの信頼感とか描写がハイパーいい。ジャンプよりジャンプしてると言っても過言じゃない。
なんできららフォワードで連載してるのか当時からずっと疑問でした。
ぼくは「アツければアツいほどテンションが上がる教」にも所属してます。

最後！
「技名がカッコいい」ところ。
これは最初のネーミングに通ずるものがあるけど、ちょっと別な面がある。
ぼくが勝手に技名と思ってるだけかもしれないんだけど、好きなキャラに「照時間」って書いて(ショウタイム)って読む技を使うやつがいる。

「めっちゃダサw
なんだよショウタイムってw
3秒で思いついた雑魚の技かい！www」

って思ったね、今。
ぼくもそう思う。
でもこの技を使うやつ、超強いです。
こうなると話が別になる。
今「めちゃくちゃ強い奴がシンプルな技名の超強い技を使うのってカッコいい」理論が生じた。

ごちゃごちゃしたカッコいい名前の技でも強くていいのよ。邪王炎殺黒龍波もカッコいい。
でもシンプルだからこそ、
それでその強さかよ！？
っていう感覚が生まれる。これはすごい。
世紀の大発見かもしれない。

以上夢喰いメリーおすすめトークでした。
今回はこの熱を感じてほしくて頑張って読みやすいように書きました。いつもならもっと雑です。
そんくらいマジで、ガチで、リアルで、
読んで欲しい！

う〜〜〜読んでよ〜！
何でもするから！
頼むよ〜！！

ほなまたメリー