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何故、心が病んでいくと自殺未遂を繰り返すのか?


私は、発作的に薬物過剰摂取ODをしてしまいます。
退院の日、仲良くなった入院患者さんに私は、また戻って来るから、さよならじゃなく、またね!と笑顔で言われました。

その意味を書こうと思います。



両親、姉からのモラハラ。家族の無理な要求。
それぞれがやりたい事を通されるたび、その皺寄せは私のところへ回って来た。

元旦那は、2年に1度のペースで問題を起こした。その尻拭いに追われ、私は、自分にもあったはずの夢とか、希望を捨てざるを得なかった。

一つ一つ、追い詰められ諦めていくたび、心にはヒビが入り、虚しさで溢れていった。我慢が限界を超えていた。

人に優しい人間でありたいが私の信念だった。

子供たちが成長する段階で、子供たちが味方になったり、助けてくれるわけでは無いと思い知らされる。

親だから、大人だから、性格がしっかりしてるそんな理由で私は、耐えるしか無いと思って来た。耐えれば堪えるほど、何も楽しくなるなる。息をつける間が無い。

大人でも子供的な部分は残しているし、親でも人間だから、信じていた人にそっけなくされると生きている意味がわからなくなる。

私は、現実を見ていくことに希望を無くし、恐怖を感じ、薬物過剰摂取をした。



私は、問題が多い私の家族から、逃げたいと思いながら耐えてきた。

借金癖のある元旦那が私の父の工場を改心して継ぎたいと言った言葉を最後だぞ!と父が許可してくれて、古くなった会社をこれからの時代に必要となる機械などを入れ、2千万以上の投資をしてくれ、仕事を一から元旦那に教えてくれた。
私は、まだ幼い保育園に通う息子のために、しっかりした父になって欲しかった。
でも、入社して、直ぐに裏切られ、どんな運命なのか、私の誕生日に消費者金融からの延滞のお知らせを受け取る。ある意味サプライズプレゼントが届く。中を見たら二百万の借金をしてると書いてある。その前に一度一緒に我慢して我慢して、元旦那の借金2百万を返済したばかりだった。やっと、借金地獄から解放される。少し明るい兆しと頑張ろうと思っていた私の心は恐怖と怒りで震えていた。問い詰めた次の日から、元旦那は失踪した。私は、二人の子供を車に乗せ、パートが終われば元旦那を探し続けた。
宛はない…どう両親に償おうかと二人の子供を車に乗せ、仕事が終わったあと、元旦那を探すため運転し続けた。毎日震えていた。私は、姉の企みで母に嫌われていて、子供を預けて自殺できるとは、思わなかった。無理心中しか無いのかとガタガタ震えていた。
1週間ほどして、元旦那の車を発見。中にはいない。仕方なく車に戻るのを近くで待つことにした。
戻ってきたところで、捕まえ両親のところへ連れて行って、みんなで話を聞いた。本当に借金したんだと分かりもう、貧乏な生活に疲れ切っていた私は、また、お金を返済?そんな事耐えられないと思った。債務整理をさせたが、150万の返済が残った。

息子と10歳年の離れた娘に高校すら行かせられるか分からないと仕方なく話をした。なんとか行かせられるように頑張るけど、高校までが限界だと思う。正直に話した。

娘は国立に入る事を望んだ。合格したら、間違いなく3年が限界と話したより、2年長く扶養となる事だった。本当に推薦で合格し、親なら心から喜ぶべきことを私は、更に不安で押しつぶされそうだった。お金がなく、必死で搔き集めた。

母さん、もっと働くから、家の事やって欲しいと頼んだが、遊びたい盛り、友人を一番と考える年頃だし、弟の面倒は、見てくれず、その都度、言い訳を言われた。

娘の勝手さに、怒りを覚えてた。私の年齢は、37歳になっていた。息子はよく体調を崩す子で再就職するには、限界の年齢だろうと感じていても協力してくれる人がいないと出来ない。葛藤が続く。ダブルワークを夜中にしたが、犬の散歩中、顔面を怪我をした。疲れていたし、心の余裕は、無かったからだと思う。

お金を用意しなくてはという焦りと元旦那の2年に1度起こされる問題行動に出口を見失っていた。 

その1年後、会社のパートさんと元旦那がダブル不倫関係と知った。私は、父に、元旦那の浮気の後始末を命じられた。もう、私は、壊れていたと思う。でも、平気なふりをした。 
ダブルワークを夜中にしたが、犬の散歩中、顔面を怪我をした。疲れていたし、心の余裕は、無かったからだと思う。
その頃には、記憶が途絶えるようになり、その恐怖から鬱病にもなり社会で暮らせない状況になっていた。

この先、私は、どうしたらいいんだろうと病院で医師と相談し、生きてくために自分を障害者と受け入れ、自分を諦めた。

私は、私が我慢すればと思っていたが、我慢というグラスには、キャパを超えた水が注がれ、少しずつ溢れ出してきた感じであった。

沢山の人の選択や言葉に傷つき、グラスは、ヒビが入っていた。
お金がない、もう疲れた。よく意識が飛ぶようになって怖いと話しても協力は得られなかった。そして、何気ない息子の一言がそのグラスをとうとう割ってしまった。

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