ラヴレター の 中山美穂さん
中山美穂さんが亡くなったと聞いてから彼女の歌を無性に聴きたくなり、Youtubeをよく見るようになりました。
自分と同世代でもあり、80年代のトップアイドルであった彼女の歌を聴いていると、亡くなったことが信じられなく、あの頃のことがよみがえってきて胸が締めつけられました。
そうしているうちに、当時何度も見返した中山美穂さん主演の映画「Love Letter」のことを思い出しました。
実家に行って岩井俊二さんの本「ラヴレター」を持って帰ってきて、読みはじめました。
一気読みでした。
読みだしたら止まらなく、結末も知っているのに、ずっと胸の奥が震えるのです。一人二役を演じた中山美穂さんが活字から変換されて紙のスクリーンに映し出されました。
映画「Love Letter」
本当に何度見ただろう?
とくにラストシーンを
僕は映画化やドラマ化された小説の映像をよく見るわけではないのですが、見た映像はどうしても本で読んだものを超えないんです。
しかしながら、「Love Letter」は違いました。
中山美穂さんのラストシーンのあの表情を見ると、何度見ても感極まります。
泣きたいような、うれしいような、哀しいような、切ないような、すべての気持ちが、あの一瞬の表情に集約されていました。
本当に素敵な映画です。
久しぶりに「Love Letter」の中山美穂さんに逢いにいこうと思います。
中山美穂さんのご冥福を心よりお祈りいたします。