見出し画像

【SHE】"好き"をもっと発信しよう!【イベントレポ覚え書き】

今日は、わたしが受講しているオンラインスクール「SHElikes(シーライクス)」オンラインイベントを聴講してきました!
(だから、記事投稿の時間がいつもよりちょっと早かった……)
今回のイベントは、題して

『複数の"好き"を軸に働く ライター未経験から出版の夢を叶えた鍵』

デザイナーであり、ライターであり、時にフルーツサンドを販売しているというにしむーさん(西村隆ノ介さん)。
彼が書かれていた、雑誌『GINZA』のコラム連載「22時の冷蔵庫」が、『小さな夜のおやつレシピ44』として出版されるまでのお話をうかがう講座でした。
わたしの覚書として、そして、誰かの何かに役に立つといいなと思い、ここに残しておきます。

やっぱり、好きなことを発信するって大事!!
そう思えた、そして、再確認できた講座でした。

にしむーさんってこんな人(ざっくり)

大学でグラフィックデザインを専攻するも、卒業後すぐに就職せず、好きなデザインやカフェメニュー開発に携わっていたにしむーさん。(その間は某PLAZAのアルバイトもされていたとか!)
卒業半年後くらいから、広告制作会社へ就職するも、そこで求められていたのは、専攻していたグラフィックデザインではなく、仕事としては未経験だったWebデザイン。しかもブラックな会社……ということもあって、ある日突然、会社に行けなくなってしまったんだそうです。うつ病の発症、そして休職されることに。
そこで、自分のやりたいことを見つめ直した結果

  • ものづくりが好き

  • 好きな分野でものづくりがしたい!

  • 食にまつわることに関わりたい!

という、自分の原点に立ち返ったにしむーさん。そこから、食とものづくりのスタジオ立ち上げに関わったり、食に関する発信をされたり。
現在は、ライティング、デザイン、ディレクション、フードスタイリング、メニュー開発、間借りでフルーツサンド販売……など、さまざまなことに携わっていらっしゃいます。
どのお仕事も「ものづくり」と「食」、二つの興味がしっかりと根底にあるということが、素敵だなと思います。

フリーランスという仕事に対して

フリーランスになった理由というのが

  • 好きなことに軽やかに飛び込みたい

  • 単純に"組織"が向いていなかった

  • 好きな人たちに(制約なく)会いに行きたい

と語りながらも、フリーランスが絶対にいいなんて言えない!と語ってくださる、にしむーさんの優しさ。
フリーランスには向き不向きもあるし、社会的な保障があるといった、会社員の良さもあるというのは、なるほどと頷きながら聞いていました。会社員は、会社に守られているんだよなぁ……。

複数の軸を成り立たせるTips

さまざまな軸・さまざまな面を持っているにしむーさん。それぞれのお仕事の割合は、月によって異なるそうです。さまざまな同時進行。
これらのお仕事を成り立たせるために、大事にしていることが3つ。それは

  • それぞれの仕事をする日・しない日を作る

  • 気分を切り替える術を持つ

  • 漏れないようにメモをする

フリーランスは、気づけばずっと仕事しっぱなしで、休む暇がない!ともなりがち。だからこそ、ざっくりとでもスケジュールを作り「意図的に休みを作る」。フリーランスに公休はないですもんね。
また。案件ごとに気分を切り替えるようにされているとのこと。例えば、記事を書く場所を変えたり、書く記事の内容によってBGMを変えたり。気分の切り替え、大事。
そして、同時・複数並行しているからこそ、予定やタスクの管理は大切ですよね。

出版まではあっという間

「22時の冷蔵庫」は、もともと本になるという前提はなく、コラムの連載は限定的なものだったんだそうです。しかし、コロナ禍による自宅待機の機会増加で、コラムに掲載されているレシピで作ってみたという反響や、著名な方の発信きっかけで、アクセス数は常に上位!
そこから「ムック本候補として会議に挙げても良いか?」と担当さんから声がかかり……約3ヶ月の時を経て、出版決定!
企画会議から校了まで、約2〜3ヶ月。ラスト1ヶ月は「編集さんと共にずっとマラソンをしているような」怒涛の調整が続いていたそうです。
コラムが話題になって、あれよあれよという間に出版が決まる。素直にすごいことだなって思います。

自分の"好き"は誰かの"好き"

"好き"を発信するって、なかなか勇気が要ることですよね。恥ずかしい、とか、これを言ったらどう思われるだろう、とか。
わたしも、同じように思っています。noteに推しのことや占いのことを書いていますが、正直どう思われるだろうって、不安になることも多々あります。
けど、にしむーさんのこの言葉に、ちょっと心が軽くなりました。

自分の"好き"は誰かの"好き"
"好き"を発信して伝え続けていたら、誰かがふと思い出してくれる
本日のイベントより

わたしもnoteを読んだり、Twitterに触れていて、このことをしみじみ思います。"好き"を発信するのは、強い。
あれといえばこの人、このことをつぶやいたら、この人はきっと反応するだろうな。そう思い浮かぶ人が、何人も思い出されます。
そういえば自分の推しも「野球が好き」って言い続けていたら、地元テレビ局の野球中継でゲストとして呼ばれるようになったり、野球のコラムのお仕事を得たりするようになっていました。

"好き"を発信していくと、自分の世界、ひいては仕事が拡がっていくかも!
そう思えたイベントでした。にしむーさんも「まず自分の"好き"を開示していく」ことが大事とおっしゃっていました(確か)。
周りの目が気になって、なかなか自分の"好き"を発信するって躊躇することもあるけれど、少しずつでも発信していきたいな、と思います!

この記事が参加している募集

#イベントレポ

26,052件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?