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冷え性&冷え性が多い理由2つ目

今回は、私の東洋医学の研究30年の経験値を持って、冷え性&冷え症が多い理由を、大きくわかりやすく4つに分けました。

これは、男女問わず、日常の生活&妊活にとっては大変重要課題の1つだと思いますので、ご理解しながら学んで下さい。


2つ目は、女性ホルモンバランスの乱れ

女性には、男性ではあまり理解できないと思いますが、妊活をされている男女であれば、しっかりと理解して、サポートしてあげて下さい。

男性の皆さん、女性は大変なんだよ。日頃からサポートしましょう

女性は大きく分けて、月経・出産・閉経と3つの段階で大きくホルモンにより体調や体質が変化したりします。
言い換えれば、普通に生活していても最低3回、大きくホルモンバランスが乱れ、疲れやすくなり、人によっては辛い場合もあります。

生理の時だけではなく、そんな時、男性は、優しくしてあげて下さいね。

女性ホルモンバランスが乱れると、体温調整をしている自律神経が影響を受けて、血液の循環が悪くなり冷え性になりやすくなります。

無茶なダイエットは、長続きしませんよ

また、女性ホルモンは、脳が司令塔となり分泌されますので、サプリメントや薬(医師が処方していたとしても)ムリなダイエットや過剰な運動・ストレスなどで、脳が生命の危険を感じ取ると、身体が女性ホルモンの分泌をやめて、月経をストップさせてしまうことがあるのです。

月経不順と冷えが同時に起こるようなら、女性ホルモンの不調は大きく影響を受けていると思って下さい。

月経がある女性は基礎体温をつけることは、女性ホルモンの状態が把握できるので、体調管理に役立ちますが、更年期障害の症状で多い中の1つ「ほてり」も、冷え性の一種とされております。

女性の更年期には、女性ホルモンの分泌が急減期に減るため、自律神経系に乱れが出やすくなり、自律神経失調症状が出やすくなります。

更年期には、それまで冷え性だった人が、急にほてったり、汗が出るようになったりします。首から上だけほてり、下半身は冷えているということもよくあります。

もちろん、人によって感じ方はさまざまですが、「生理中は身体が冷えやすい」「冷えにより生理痛がひどくなる」という方もいます。また、女性ホルモンの量が急激に減る更年期には、全体で冷えている中でも、手先・足先などの末端などに、冷えがひどくなるという方が多くいていますので、注意して下さい。

女性ホルモンのバランスを整えるのによい食べ物は何ですか。

当院の患者様からよく「先生の治療以外で、女性ホルモンのバランスを整えるのによい食べ物は何かありませんか?」と聞かれます。

料理苦手な方多いですよねぇ〜

私は、栄養士ではないので、経験値で答えさせていただくと、まずは、基本的に「食生活で、必要な栄養を偏ることなく、適量食べることが大事。あと、お腹八分目を目指す。」を心がけましょう。

➕αだと、できれば同時に、適正体重(BMI)を維持することを目指す。

太りすぎ、やせすぎはホルモンバランスを崩し、生理不順や排卵障害を起こす可能性があります。

バランスのよい食事といって難しいのは、分かります。だから、なるべく数多くの食材を食べるようにし、高カロリーものはとり過ぎないよう注意しましょう。

特に30代後半からは卵巣機能が低下し始め、エストロゲンが低下していきます。
更年期に向けて体調を整えるには、エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品、骨量を補うためカルシウム豊富な小魚、乳製品などを積極的にとるとよいでしょう。食物繊維も十分とってくださいね。

お勧めバランスよく摂取する8つの食品群

特に、以下の物を注目しながら、摂取すると良いと思います。

1. 肉、魚、乳製品、卵
細胞のもとであり、女性ホルモンのもとにもなるコレステロールを補うために動物性タンパク質を適量とりましょう。植物性・動物性両方のたんぱく質を半々ずつ、バランスよくとるのが理想です。

2. 大豆食品
エストロゲンとおなじような働きをする大豆ホルモンが豊富です。

3. 青魚
DHAやEPAといった、体にとって重要な生理機能を持つ成分が豊富です。

4. 野菜
ビタミン類が豊富です。

5. 海藻類
低カロリーでミネラルや無機質が豊富です。

6. きのこ類
低カロリーで食物繊維やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。

7. いも類
主成分は糖質ですが、ビタミン、カリウム、食物繊維などが含まれています。

8. ゴマ・ナッツ類
ビタミンB群・Eなどがバランスよく含まれています。しかし、脂質なのでとりすぎには注意。

結論


以下のように注意・理解しましょう。

1.男性は、女性の月経・妊娠・閉経以外の時も、しっかりサポートしてあげて下さい。
2.女性は、女性ホルモンバランスが乱れると、体温調整をしている自律神経が影響を受けて、血液の循環が悪くなり冷え性になりやすくなること
3.女性ホルモンは、脳が司令塔となり分泌されますので、サプリメントや薬(医師が処方していたとしても)ムリなダイエットや過剰な運動・ストレスなどで、脳が生命の危険を感じ取ると、身体が女性ホルモンの分泌をやめて、月経をストップさせてしまうことがあるのです。
4.女性の更年期には、女性ホルモンの分泌が急減期に減るため今から注意が必要な方は始めましょう。更年期の方は、早くご連絡ください。
5.食生活もしっかり改善していきましょう。

今回は、女性ホルモンの乱れを、お話ししましたが、最後に一言

無理矢理(サプリメント・薬・運動)や急激に、体温を上げようとしないで下さい。

この話をすると、急に始める方がいますが、ダメですよ。それは、ストレスが溜まり逆効果です。

また、妊活する方であれば尚更、やり方を考えて正しい順番を行い無駄な時間を過ごさないのが一番であると思いますので、専門に行っているS H Yパーソナル妊活&ケア専門鍼灸院にお問い合わせください。

男性の皆さん、女性を安心させましょうね


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