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冷え性&冷え症が多い理由1つ目

今回は、私の東洋医学の研究30年の経験値を持って、冷え性&冷え症が多い理由を、大きくわかりやすく4つに分けました。

これは、男女問わず、日常の生活&妊活にとっては大変重要課題の1つだと思いますので、ご理解しながら学んで下さい。


1つ目は、男女とも筋肉率・筋肉量が少ない

筋肉は、人体最大の熱産生器官と言われています。

簡単に言えば、人間が動作する度に、骨と共に筋肉は伸縮することで、関節が動き出します。

その運動の際に、筋肉や内臓から熱が産生され血液によって、全身をめぐり心臓に血液を送り出すことで、身体のすみずみまで血液を循環させて身体を温めます。

しかし、女性はもともと男性に比べて筋肉量が少ないため、作り出される熱量が少ない上に、脂肪量が多く身体が、冷えやすい状態にあります。

その為、身体の末端まで血液が行きにくいため、特に、手足が冷えやすくなりますが、最近は、男性もその傾向にあると思います。

ですので、以下に、計算方法と共に、さらに理解しながら進めて下さい。

男性でも冷え性&冷え症あるんですよ

【年齢別】男女の"筋肉率"の平均値|あなたの体型はどうでしょうか?

実は、筋肉率は年齢によっても変わってきます。年齢別の平均値をご紹介します。

【20代】男性:44%、女性:39%
【30代】男性:37%、女性:37%
【40代】男性:34%、女性:33%
【50代】男性:31%、女性:30%
【60代】男性:29%、女性:26%
【70代】男性:25%、女性:23%

平均値を見てみると筋肉率は年齢が若い方が高く、歳を重ねるごとに平均値も低くなっているのが分かるかと思います。これは、男性に限らず女性にも見られる動きです。

女性は、男性に比べて脂肪が多くなりやすいため、若干数字は低くなります。

【年齢別】男女の"筋肉量"の平均値|大まかな数値を把握しましょう

こんなに頑張りますか?私は、時間なくて無理です

筋肉率では、筋肉が多いのか少ないのかを割合でしか確認できません。ここでは、男女の筋肉量の平均値をご紹介します。この機会にぜひチェックしてみてください。

─全身筋肉量─

【BMI24.9以下】
男性:22.0kg、女性:14.0kg
【BMI25.0以上】
男性:24.0kg、女性:17.0kg
─腕筋肉量─

【BMI24.9以下】
男性:1.5kg、女性:0.9kg
【BMI25.0以上】
男性:1.6kg、女性:1.1kg
─脚筋肉量─

【BMI24.9以下】
男性:5.5kg、女性:3.5kg

【BMI25.0以上】
男性:5.8kg、女性:4.0kg

BMIとは、ボディマス指数と呼ばれ、肥満かどうかを示す数値です。
BMI25以上とは、肥満を表す境目で、それ以下であれば普通または瘦せ型と判断できます。

BMIの算出方法は、以下。

BMI = {体重[kg] / (身長×身長[m])}

身長に身長をかけた値で、体重を割ることでBMI数値を計算すれば、おおよそですが自分の筋肉量が平均以上か以下かを判断できるでしょう。

筋肉量と筋肉率の計測方法|自分の身体を把握しましょう

自動計算もあるけど意味も理解しましょうね



筋肉量と筋肉率の計算方法をご紹介します。筋肉率は筋肉量を導き出してから計算をすることになります。
まず、体脂肪量を計算します。
① 体重 × 体脂肪率 = 体脂肪量
次に体重から体脂肪量をひき、除脂肪体重を導きだします。
② 体重 − 体脂肪量 = 除脂肪体重
そして、筋肉量を計算します。
③ 除脂肪体重/2 = 筋肉量
筋肉量から筋肉率を計算します。
④ 筋肉量 / 体重 = 筋肉率

【男女別】筋肉率の高い・低いを判定する基準を理解しよう?

理解すれば理想の筋肉量・率が手に入ります

筋肉率を計算できたら、自分の筋肉率は低いのか高いのかを知りたくなりますよね。

【低】
男性:30.9%以下、女性:25.9%以下
【標準】
男性:31.0〜34.9%、女性:26.0〜27.9%
【やや高】
男性:35.0〜38.9%、女性:28.0〜29.9%
【高】
男性:39.0%以上、女性:30.0%以上
上記が筋肉率の高い低いを判定するおおよその基準になります。筋肉量が平均以上あり、筋肉率も問題なければ、あなたの体型は健康的な体型と言えるでしょう。

結論

妊活するなら無駄な時間を無くしましょう


体中には640個の筋肉があります。その筋肉が206個の骨にくっつき、伸びたり縮んだりすることで体は動きます。筋肉の主な働きは、次の5つです。
 

  1. 体を動かす(運動):筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節を曲げたり伸ばす作用が働き、体を動かすことができます。

  2. 熱の産生:人は生きていくために一定の”熱”を作りだす必要があります。その熱は筋肉や内臓から作り出されます。

  3. 血液を心臓へ送る:心臓から送り出された血液は筋肉の動きで心臓へ送り返されます。

  4. 体温調整:運動をして発生した熱を体外へ放出します。また寒い時には、体が震えることで熱を作り出し筋肉が収縮して熱を体内に閉じ込めます。

  5. 骨や関節を守る:歩いた際・走った際の衝撃を吸収して骨や関節を守る働きをします。

筋肉率・量が少ないから、YouTubeやT V・雑誌などで、筋トレと書いていたらついつい購入や急に筋トレを始める方がいますが、それは危険な行為だと良いことです。自分自身が筋肉量・筋肉率が少ないのであれば、どのようなストレッチまたは筋トレからスタート検討するのも必要であることを理解して頂きたい。

また、妊活する方であれば尚更、やり方を考えて正しい順番を行い無駄な時間を過ごさないのが一番であると思いますので、専門に取り入れているSHYパーソナル妊活&ケア専門鍼灸院にお問い合わせください。

正しい妊活を推奨します


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