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4つ目は、生活習慣の乱れ

今回は、私の東洋医学の研究30年の経験値を持って、冷え性&冷え症が多い理由を、大きくわかりやすく4つに分けました。

これは、男女問わず、日常の生活&妊活にとっては大変重要課題の1つだと思いますので、ご理解しながら学んで下さい。

また、妊娠の可能性を下げる要因の1つである「冷え性&冷え症」については、これで一旦終了になりますが、これに関係することは、また、記載させていただきます。

それと、この他にも、妊娠の可能性を下げる要因については、今後も随時掲載させていますので、気になった方は、遠慮なくご連絡ください。


時間乱れてませんか?時間は大事ですよ

ラスト4つ目は、生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れによる冷え症&冷え性で、よく注意が必要なことはご存知でしょうか?

生活習慣とは、全国保健協会が定めている生活習慣改善10ヶ条があります。その内容は以下になりますが、皆さんは、大丈夫ですか?チェックしてみて下さい。

その1【運動】 適度な運動を毎日続けよう
まずは今より10分多くからだを動かすことから始めましょう。10分歩くと約1000歩!
無理しない程度に、毎日続けることが大切です。

その2【たばこ】 今すぐ、禁煙を!
多くの有害物質を含むたばこは、がんをはじめ、健康にさまざまな悪影響をもたらします。
また煙の害は喫煙者のみならず、周囲にいる人にも及びます。

その3【食事(塩分)】 塩分は控えめに
塩分は、1日男性7.5g未満、女性6.5g未満の摂取が適量です。
高血圧や動脈硬化を予防するためにも、塩分控えめの食事を心がけましょう。
また、すでに高血圧が疑われる人は、1日6g未満にしましょう。

その4【食事(脂質)】 油っぽい食事は避ける
油を使った食事はなるべく控えましょう。
肉類は「下ゆで」や「湯通し」するなど、調理法にも工夫しましょう。

その5【食事(肉類よりも魚のすすめ) 主菜は“肉より魚”を心がける
魚に含まれる油には、コレステロール値を低下させる働きがあります。
毎日の食事に、魚料理を積極的にとりましょう。

その6【食事(野菜)】野菜をたっぷりとる
野菜に含まれる食物繊維には、コレステロール値を低下させる働きがあります。
なるべく1日に350g以上とりましょう。

その7【飲酒】お酒はほどほどに
お酒は中性脂肪を増やしやすいので、飲み過ぎには注意しましょう。
1週間に1日は休肝日をもちましょう。

その8【歯の健康】毎食後歯を磨こう
むし歯や歯周病は自覚症状がないまま進行します。
予防には、毎食後のていねいなブラッシングが効果的です。

その9【ストレス】自分に合った方法でストレス解消
ストレスは、健康のバランスを崩す原因にもなります。
自分に合ったリラックス方法を見つけて、早めに解消しましょう

その10【睡眠】規則正しい睡眠で十分な休養を
睡眠には、疲れた身体をリラックスさせ、疲労を回復させる効果があります。
夜ふかしを控え、規則正しい睡眠をとりましょう。

これを観た方、どう思いました?
医療に携わる私ですら、抜粋はしたものの、いっぱい突っ込みどころ万歳です。

だけど、これをクリアするのは、私達の生活環境で達成するのは、不可能に近いものがあると思います。だけど、少しでもクリアに近づける努力は必要かもしれません。

なぜなら、人間の体温は、昼夜逆転の生活や朝食抜き、食事の時間がバラバラ、食事の代わりにサプリメントなど、生活習慣の乱れによって低下しているといわれます。

もともと体温は、早朝が最低で、起床して朝食をとるとともに急激に上がり、昼過ぎから夕方までゆるやかに上昇した後、夜間に向かって下がっていくものです。

しかし、乱れた生活習慣は自律神経のバランスを乱し、体温調節機能が乱れて冷え性を招きます。

また、昨今では夏場はエアコンのきいた室内で冷たいものを食べ、冬場は温かい室内でゴロゴロと、身体の体温調節機能を使わない生活が主流。

そのため、もともと私達の身体に備わっていた体温調節機能が乱れたり、低下している人が増えているのです。

また、ファッション性が優先され、寒い日でも薄着をし、手首・足首・首といった冷えやすいポイント(いわゆる大きな血管がある場所)をカバーしていないのも冷え性を悪化させる原因になります。

自分の体温を認識することは大事ですよ

自分の体温チェック!そして注意しましょう

体温について注意すると、男性10歳~50歳の健康な日本人の平均体温は36.89℃です(ワキの下で検温した場合)。36.5℃~37.2℃の範囲に収まると良いとされています。

女性は、いろいろ調べましたが、女性の平均体温(平熱)は36.1度をあくまでも目安と定めて下さい。なぜ、女性は、男性のように体温が一定しないのかと言いますと、女性の体温は月経と排卵を境に移り変わります。 また。閉経後も変わります。月経開始後から排卵までの期間は一定の体温が続き低温期といいます。 排卵後から次の生理開始までの期間を高温期といい、低温期にくらべて0.3~0.4℃体温があがります。それによって、個人差の差が大きく発生する為、各自で体温管理が必要になります。

昼夜逆転はうまく付き合う方法を見つけましょう

昼夜逆転の生活で注意

元々人間は、夜行性ではないので、本来は、昼夜逆転の生活は望ましくないが、仕事や生活リズムで改善できない方もいるのも事実。また、そのような方が頑張っているからこそ、成り立っている社会があることに感謝します。

なので、一概に記事に記載しにくいのもご理解ください。

私的には、この昼夜逆転の生活している方には、面談した上でアドバイスが的確だと思いますが、これだけは、お伝えしたい。

しっかり水分補給(水のみ)とお風呂で全身浴を15分から20分は最低して、ゆっくり睡眠を取ること。

朝食は必ず摂りましょう

朝食抜き、食事の時間がバラバラ、食事の代わりにサプリメントなどの注意

皆さんは、朝食食べていますか?何時にとっていますか?

実は、朝食を食べないと1日の生活リズムを担う「体内時計」が狂ってしまいます。
体内時計は、血圧やホルモンなどを調節しているため、このリズムが乱れると精神状態に悪影響をおよぼすのです。精神面の不調は、普段の生活面や仕事のパフォーマンスである集中力の低下につながり、大きなミスに繋がると共に、体内に大量に蓄えておくことができない性質であるブドウ糖は、脳のエネルギー源であり不足してしまうと過剰に、糖質を摂ってしまい肥満の要因にもなります。

朝食のベストタイムは、「農林水産省のホームページ」に記載していますが、朝に食べたごはんは、健康な成人男女であれば約3時間で消化されてしまい、その後、ブドウ糖の濃度は下がっていきます。 昼食を12時ぐらいに摂るとすれば、その3時間前、遅くても朝9時までにごはんを食べると、良い間隔でブドウ糖が補給できます。とのことでことですので、目安に取るといいと思います。

サプリメントを摂取するだけではダメ、しっかり食品から摂取しましょう

サプリメントは、確かに、私達の食生活で足りない物を補ってくれます。それが、栄養補助食品の目的です。

それなのに、サプリメントの補助で食品類やさらにサプリメントを摂取する方が増えています。

これでは、本末転倒です。

私達には「消化管」食物の通り道があり、食事をすると食物は、口→咽頭→食道→胃→小腸(十二指腸、空腸、回腸)→大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)→肛門を通り便として体外に出ます。

栄養面だけを見れば、問題ないですが、人間の「消化管」の働きは無くなり、体調にかなりの確率で負担が出ますので、しっかりと食品から摂取して、内臓を動かしましょう

自分らしい生活リズムをとりましょう

結論

以下のように注意・理解しましょう。
1.   生活習慣の乱れに慣れてはいけない
2.   体温の乱れ&低体温は、対策すれば良し
3.   昼夜逆転の生活でも注意・対策すれば良し
4.   朝食を摂る・サプリメントは必ず補助で摂るのがお勧め

生活習慣の乱れは、誰でもありますが、ネット記事に振舞わされず、放置することもやめて、お互い助け合って、2人の生活習慣を築いていきましょう。それが一番です。
また、妊活する方であれば尚更、やり方を考えて正しい順番を行い無駄な時間を過ごさないのが一番であると思いますので、専門に行っているS H Yパーソナル妊活&ケア専門鍼灸院にお問い合わせください。


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