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【東南アジア周遊】5 バンコク・アユタヤ

アユタヤ

タイに来てもアユタヤは行ったことがなかった。タイといえばアユタヤ、遺跡とか、そう言われると行く気がしなかった。まぁコトは試しで、電車に乗って行ってみることにした。
バンコクのフワランポーン駅から、各駅で2時間ほどでアユタヤ駅に行ける。

フワランポーン駅はヨーロッパの駅舎のようで、日本の乗り慣れた駅とは違って 解放感があり新鮮だった。タイの電車の動力はディーゼル式で、バスに乗ってる感じのエンジン音で これまた新鮮。

バンコク以外に日本人の観光客が多かったのが、アユタヤ。バンコクから半日で行って帰れる。アユタヤの歴史を知らずに行ったので、まぁよくある遺跡かと納得。

ふと帰って思い出したのが、戦国時代が終わった頃、日本は世界有数の軍事大国、鉄砲の保有数世界一、そりゃ100年も内戦してたわけで、家光によって鎖国令が行われる前は、日本人は東南アジアに出かけ貿易したり、傭兵(戦が終わり戦の仕事がない浪人とか農民)として現地の王様に仕えていた。山田長政がアユタヤ王朝の側近として活躍。日本人街もあり 日本としては馴染みがあるようだ。やがて18世紀にビルマの侵攻でアユタヤは滅亡、その遺跡が現在まで残っている。前にホイアンに観光に行ったが、東南アジアをめぐると、鎖国以前の日本人の足跡を意識できた。そこから200年ほどで明治維新になり、やがて太平洋戦争に繋がるわけで、戦争中は東南アジア各地を占領したが、歴史を遡って、東南アジアでの日本人との関係性をみると、先の戦争の前は、鎖国前の南蛮貿易(戦国時代から江戸時代初期)だったりする。

Noteを書きつつ、思い出したように歴史を並べてるだけだが、関係性を確認できただけでも行ってよかったかもしれない。おそらくガイドをつけると、こういった話が聞けそうだ。


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