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自然美とアートのコラボ”清津峡”

こんにちは。shutoです。

引き続き東日本一周の続きを。

2日目、群馬から新潟を目指す途中にいます。

早朝から諏訪峡谷川岳に訪れて、自然を大満喫。



その記録はこちらにあるので是非一読を。

谷川岳を降りて、次に目指すのは清津峡

JR上越線に再び乗る。


群馬県から新潟県に入り、清津峡へ向かう。

清津峡とは日本三大渓谷の一つで、近年アートとのコラボで話題な場所だ。



ここに公共交通機関を使って行くには越後湯沢駅からバスで30分程。

自分もそのルートで行こうかと思ったのだが、谷川岳から駅に戻りJR上越線に乗り、越後湯沢駅への到着時刻ではその日の終バスが間に合わなかったのである。


14時ぐらいにその日のバスが終わってしまうなんて驚きだ。


下調べの重要性を改めて感じた。いくら行き当たりばったりの旅でも行きたいところに行けなければ意味がない。


他の手段を考えてみる。

最寄りの石打駅からは山道を歩いて1時間半もかかってしまう。断念しようかとも思った。


しかし自分はどうしても行きたかったので、石打駅からヒッチハイクをすることに。 


この次にも行きたいところがあったので、制限時間は2時間と決め、石打駅から車を待つ。



そもそも車通りが少なく、通る車はスピードが物凄く速い、、

ここの郵便局で紙とペンを借りて、大きく「清津峡」と書いて掲げることに。

この紙を見てくれる人は増えたが、なかなか止まってくれない。

1時間が経過しても一向に停まる気配がなかった。
少し休憩で座っていると、向かいたい方向とは逆方面から軽が自分の前に停まった。

「お兄さんどこへ行きたいの??」

と。

「清津峡です!!」

「それどこ?」

「新潟方面です!」

「ならいいよ!乗りな」

というラフな感じでサラッと乗せてくれた。
後から話を聞くと、紙を見たけどなんて書いてあるのかあからなくて戻って確認しに来てくれたというのだ。

冷静に考えれば60km程度のスピードでA4の紙の文字は読めるわけがなかった(笑)


車に乗せてくれたのは湯沢までスノーボードをしにきていた年が近いお兄さん。


話を聞けば、新潟の南部にある上越地方から車でここまで来たらしい。

そんなお兄さんは清津峡のことを知らず、伝えてみると興味を持ってくれて一緒に訪れることになった。

車に乗り向かう。

こんな山道を歩くことにならなくて本当に良かった(笑)


駐車場に到着。すぐそばには清津川が流れている。


少し歩くと入り口が。

清津川の横を歩く。


この先にある「清津峡渓谷トンネル」が絶景のスポットである。


早速入ってみる。



第一・第二・第三見晴所があり、全長750mとなかなかの長さ。

第一見晴所からは柱状節理の岩肌がはっきりとわかる。



(柱状節理)・・・マグマが冷却固結するときに、収縮して四角柱や六角柱の形になることだ。
これによってできた岩肌を見るのは実は二回目。

西本州一周で訪れた兵庫県の玄武洞も同じような岩肌であった。

第二見晴所には、トイレがある。


中に入ってみると、マジックミラーになっていた。
外からは見えないが、中からは岩肌を観察することができる。

第三見晴所はなんともフォトジェニック。

2018年夏の「大地の芸術祭」に合わせて作られたアートがある。



金属板が貼り付けられオレンジ色の灯が地獄への入り口のような雰囲気を醸し出していた。

このさらに奥にあるのが清津峡の見どころである、パノラマステーションである。

トンネル内部が鏡になっているのに加え、床一面に水が張られているので、目を見張るようなこんな不思議な写真が撮れてしまう。


このシルエットは自分とお兄さんです(笑)


逆側から見るとこのような構造。


この先にも絶景が広がっています。


柱状節理の岩肌と、清津峡の澄み切った水がとても美しい。

素晴らしい場所でした。

アクセスがよくない秘境であるので、自然の力を強く感じられる絶景スポット。

湯沢近辺にスキー・スノーボードをしに行くときはついでに寄ってみてはいかがでしょうか?


この後は、車に乗せてくれたお兄さんとまた少し同じ時間を過ごすこととなります。
もうひとつ、絶景の地に向かうのです。

次回は「星峠の棚田」へ。


楽しみにしていてくださいね。

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。またふらっと遊びに来てください。

ではまた。


shuto

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