ひこばえの栽培
今日は昨日田んぼに行った時に気づいたことを少し。
昨日田んぼで目にしたのは穂が出て黄金色に成熟しているイネ。ここでふと「あれ?」と疑問に思った。周りを見てみるとまだ緑生い茂ている様子。種を蒔いて2ヶ月といったところだろうか。なので黄金色のイネを見て、この品種は早生(早く成熟する)なのか、それともひこばえ(収穫した後に出てくる二番穂)かなあ、と。
聞いてみたら「ひこばえ」らしい。ここでは農家によってはひこばえを収穫するみたいだ。日本でも奄美大島など南の島で昔(戦後1980年ごろまで)ひこばえを収穫していたと思う。ただひこばえのお米は食味が劣り、小粒となってしまうので、日本ではもうひこばえの収穫はしていないと思う。しかしドミ共ではひこばえを収穫する農家は少なくないように見受けられる。おそらく労力やコストの削減が主な理由だと思う。
徐々に専門的な言葉も覚えてきたので、もっと現地の稲作について会話を通して知っていきたいと思う。
(Vol.143_29/8/2019)
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