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進路選択~高校~

アスレティックトレーナーになると決めた僕はアスレティックトレーナーになるための方法を探りました。中3の夏でした。それはそれはGoogle先生にお世話になりました。

ATCはアメリカの国家資格。。。
アメリカに行くしかないか。お金はどのぐらいかかるんだろう、ワォ高けぇ。

そんな時に見つけたのが、立命館大学スポーツ健康科学部。なんと日本にいながらATC取得へ向けた勉強ができるみたいではありませんか。
(詳細はコチラ→立命館大学HP【グローバル・アスレティックトレーナー(GAT)プログラム】)

瞬間で決めましたね。ココへ行くと。
立命館大学に確実に行きたい。カクジツに。そのためには付属校に入って内部進学するのが早い。と考えました。
簡単に言えば楽して大学に入るようなものです。内部進学は有名な大学にはありがちな進学方法で賛否両論ありますが、僕の絶対条件は立命館大学スポーツ健康科学部に入学することだったのでその付属校である立命館高校に進学することにしました。

入試

学校の成績は良かったほうなので、所属していたクラブチームから推薦で立命館高校に進学しました。
そう、僕は入試を受けたことがないのです。高校入学の時は小論文程度は書きましたが、入試や入試勉強を経験したことがありません。これは僕の意見で、この先吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、言ってしまえば入試をしなくてよかったと思っています。まず入試がないことによって自分のための時間を作ることが出来ます。僕は周りが勉強真っ最中の1月にアイルランドへ1か月留学しました。一度海外で生活して海外に触れておきたいと思ったからです。入試があればこの時期に留学するなんていう発想は生まれません。僕はこの時期を有意義に使うことが出来ました。留学以外にも自分のしたいことが出来ました。


入試が悪いということでは決してありません。僕には留学して得た経験はあっても、あの時期にプレッシャーと焦りを感じて死ぬほど勉強机にむかった経験はありません。その部分の強さは僕にはないかもしれません。しかし、お金や時間、経験、勉強量、遊び、自由度など様々なことを考えたうえで天秤にかけても、僕は入試をパスして立命館大学に入学することが出来たのは自分にとって大いにプラスです。

勉強してきた量が違うという事実はあります。でもながーーーーーいスパンで考えると、「受験勉強って別に経験する必要ないのかな?」とも思います。この言葉に説得力を持たせるかどうかは僕の今後の努力と成長幅しだいなところはあります。(笑)この選択が正しかった、受験勉強しなくてもよかったと言えるようにここから必死のパッチで頑張ります。

お金

ここまでの選択は全部自分で調べて、考えて、自分の判断でしてきました。しかしお金を出してくれているのは親です。僕は本当に恵まれています。

中学校の時のクラブチームにかかったお金はものすごいです。部費は学校の部活とは比になりません。送り迎え、お弁当、食費、遠征など金銭的、身体的負担はヤバいです。
立命館高校は私立です。僕は大阪に住んでいて立命館高校は京都にあるので補助金が出ず、学費は全額負担でした。高校でも野球をやらせてもらったのでそこにも食費、お弁当、部費、道具費、定期代、遠征費等がかかっています。ついでに留学もしています。
立命館大学は私立です。学費も半端やないです。ココから4年間お金はかかります。そして僕がしっかりと勉強して順調にATC取得へ向かえば、アメリカの大学院に進むことになります。


やりたい放題の息子です(笑)


ここまでかかってきたお金、これからかかるお金。息子の僕が把握できるレベルだけで計算しても計り知れません。実際は想像を超えてものすごくかかっているはずです。僕の家はフツーの4人家族の家庭で、生活もフツー――です。それはとても幸せなことなのですが、お金が有り余っているなんてとても言えません。弟はまだ中学生でこれからお金のいる時期です。それでも僕の進路選択と考えにストップをかけることはありませんでした。きっとこれからも見守ってくれるのだろうと思います。だからこそこのお金に見合うことを学ばなければなりません。そこの責任感、プレッシャーはあります。適当なことは出来ません。今この瞬間への感謝の連続です。

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