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#日活
ロマンポルノ無能助監督日記・第37回[『濡れて打つ』監督日記で完結出来るか? ]
金子修介28歳の映画監督デビュー作『宇能鴻一郎の濡れて打つ』の演出部は、チーフは一期下の池田賢一(27歳)、セカンドは三期下の明石知幸(25歳)、サードのカチンコには新人の川越修(多分25歳)という布陣になった。
山本奈津子は撮影時18歳。
池田とは、小原組でのチーフとセカンドの関係で、良くファンキーさん(小原宏裕監督)に調布のカラオケ店に連れて行かれ、一緒に歌ったりしていたから気心が知れている
ロマンポルノ無能助監督日記・第18回[映画って“持つ”もの?加藤彰監督・荒井晴彦脚本『宇能鴻一郎のあつく湿って』でキスシーンやっちゃった]
助監督1年半仕事して、改めて思う。助監督は監督修行への学びの道なのか?
仕事しながら「映画を勉強している」、ということか。
そもそも「映画を学ぶ」とは、どういうことなのか?
先輩助監督のなかで、「学校で映画を勉強した」という人は稀だった。
『炎の舞』のチーフ中川好久さんが、唯一、日大芸術学部出身だったと思う。
実は僕も、日大芸術学部映画学科・監督コースを受験し、合格していた。
筆記は良くて、面接
ロマンポルノ無能助監督日記・第11回[西村昭五郎監督・赤江瀑原作『蝶の骨』で予告編を作ろうとしたが]
『高校大パニック』の熱い夏のあと、日活入社4本目に就いたのは西村昭五郎監督『白い肌の狩人・蝶の骨』。
小沼勝監督『時には娼婦のように』と2本立で78年9/23に公開された。
撮影は、8/7~9/1のうちの18日間。
撮影中に4日間のお盆休みが入り、2泊3日の京都ロケがあった。
真夏に撮影された訳だけれど、「暑かった」という記憶は無い。
『高校大パニック』の現場が熱かったから、“撮影の温度”が比べる
ロマンポルノ無能助監督日記・第6回[『情事の方程式』撮影中・助監督の殺意とは?]
42年前のことを、これだけ詳細に書けるのだから、女優さんの美しき御姿も微細に覚えてるだろう、とか言われるかも知れないが、正直、ハダカを見てエッチなことを考える余裕なんて、無かったデス。
女優さんは、写真が残っているので、それと照らし合わせて映像的に記憶している。
ナマの記憶で覚えているのは、山口美也子さんのシャワーシーンで、テスト(リハーサル)が終わっても、ボーッと突っ立ってたらしいので、