見出し画像

”大地の芸術祭”って知ってますか?

4年制大学を卒業し、今年の4月から新潟県聖籠町にあるサッカー専門学校『JAPANサッカーカレッジ』でスポーツビジネスを学んでいます、22歳の専門学生です。僕が日々の中で感じたことを、不定期で書いています。


先日、
学校の夏季研修で新潟県の十日町市に行ってきました。

2泊3日と短い時間でしたが、
たくさんの自然と、
たくさんのアートと、
たくさんの学びに触れることができました。


タイトルにもある通り、
私は十日町市で『大地の芸術祭』というものに触れてきました。

『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』
3年に一度開催される”越後妻有”の里山を舞台に行われる芸術祭。
「NPO法人越後妻有里山協働機構」と呼ばれるNPO法人によって、イベント運営、展示品の管理、ツアーなどが行われている。

「越後妻有(えちごつまり)」とは、
十日町市とその南に隣接する津南町を併せた地域のこと。

この地域は、
冬では雪深い地域として有名ですが、

夏では綺麗な緑の自然を見ることができました。

画像1

画像3

↑『星峠の棚田』。これも大地の芸術祭の作品の一部なんだそう。

こういう自然の風景がすごく好きで、ついつい撮ってしまいます。

そして、
自然とアートの共演もまた、とても魅力的でした。

画像2

↑北越急行ほくほく線のまつだい駅そばにある、まつだいの『農舞台』。手前には田んぼがあり、まるで田んぼの上に聳え立っているよう。

画像4

画像5


下の写真は泊まった宿から見えた景色。
伝わりづらいかもしれないけど、まるでジブリの世界にいるような気がしました。

画像6

ちなみに、
泊まった宿は『三省ハウス』という廃校になった小学校を再利用したところでした。

この宿は、大地の芸術祭を運営するNPO法人里山協働機構が運営をしており、長期間滞在して作品を完成させる芸術家たちや、里山を守るボランティアさんの拠点にもなっている宿泊施設だそう。

こういった体制も含めて『大地の芸術祭』は成り立っています。



自然に囲まれて過ごした3日間、

こころがきれいに洗われた気がします。

やはり自然は、
ヒトの原点なんだと感じることができました。


3年に一度、
大々的に開催されるこのイベントは、
今年、2021年に開催される予定でした。

ところが、感染症の影響によって一年延期に。

2018年開催時の経済波及効果は約65億円だったそう。

地方の地域経済にとっては大きすぎる痛手です。

失礼ながら、
僕は新潟に来るまでこの『大地の芸術祭』の存在を知りませんでした。

だから来年、
人々がたくさん集まって、
越後妻有地域が盛り上がっている姿をぜひ見てみたい。

『流行は消費されるもの、本質は消費されない』

大地の芸術祭を立ち上げ、里山協働機構の事務局長である原蜜さんがおっしゃっていた言葉です。

地域にとって本当に必要なものはなんなのか、
一時的なものにとらわれない、本質を捉えることが大事だということ。

世界の芸術家たちと地域の方々がつくりあげる『大地の芸術祭』を知ることで、また新たな考え・学びを得ることができました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?