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フードエッセイ『アイスクリームが溶けぬ前に』 #16 長崎ちゃんぽん&餃子(リンガーハット)


苦手だった食べ物を食べれるようになったり、ご褒美として行く定番のお店があるならば、時間が経とうとも忘れることはないだろう。


ぼくにとって、リンガーハットはちゃんぽんが美味しいお店というよりも、餃子が食べれるようになった、餃子をはじめて自分から食べたいと思えるようになったお店だ。



米粉を使った薄皮、大きすぎないコンパクトなサイズ感、キャベツとお肉のシンプルな具材、ちゃんぽんとセットで頼んでも平らげられる量。そして、食べても次の日に残りにくい胃への優しさ。

餃子を餃子のタレと酢で割って食べるのも良いが、酢とこしょうの組み合わせも推したい。餃子のタネに味がついているので、酢こしょうはサッパリ食べられる。年齢を重ねるたびに、胃もたれとの戦いだ。出来るだけ胃や腸に優しい食べ方、組み合わせは常に考え続けたいものよ。


静岡にしかないチェーンのハンバーグ店「さわやか」といえばげんこつハンバーグ、スターバックスといえばフラペチーノなど、〇〇といえば**という方程式があるならば、リンガーハットといえば長崎ちゃんぽん・皿うどんという式なのかもしれない。だが、付帯として、餃子をつけていただきたい。それくらい味推ししたいメニューだ。



さて、次はどんな食体験が待ち受けているのだろうか。
という淡いを期待を持ちながら、食への感謝を伝えたい。


ごちそうさまでした。

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