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はじまり

物事にははじまりというものがあります。
4月という季節は多くの人にとってはじまりの季節と言えるでしょう。
皆さんははじまりについて考える時、ワクワクしますか?それとも不安になったり気持ちが凹んだりしますか?きっと、自分で進んで何かをはじめたというならワクワクするだろうし、そうでなければそもそもはじまりを感じないなんとなく月日が過ぎているだけということもあるかもしれません。

この春、僕の人生において新しいことがはじまりました。
ものすごくワクワクしています。あんなことやこんなこと、してみたいことが山ほどあります。
というわけで今回はそんなはじまりについて考えてみたいと思います。

はじまりというのは何も自分から進んではじめたわけではないものもあれば、自分から進んではじめたというものもあるのではないでしょうか。
しかも、はじまりには過去とは全く切り離された文字通り新しいものと過去とのつながりにおける連続や継続的なものとがあって、考えれば考えるほどはじまりって何だろう?と少し頭の中が混乱しそうになります。

例えば、学校などでの進級というのは自分ではじめたわけではないけれども過去とのつながりがあってある意味では自動的なものと言えるかと思います。
それが進学となるとある程度は自分から進んで決断したものであったりして新しいものでありながら過去との連続性もあったりします。
また就職となると自分から進んで決断したわけではない仕事に就くようなことが起こり得ることを考えると進学よりももう少し人それぞれに複雑かもしれません。

考えてみると、はじまりというのはいつでもどこででも起こっていると言えるような気がします。何年も続けてきた仕事、慣れ親しんだ環境、まるで去年と何ら変化がないと思えるような、毎年、毎月、毎日のルーティンの中でもはじまりは起こっています。ですから何も「変化≠はじまり」と思うのです。そういう意味で言えば「はじまりというのは発見するもの(こと)」であるように思います。

僕は新しいことがはじまって毎日をワクワク過ごしています。もちろん思い通りに行かないこともあったり、思いがけないハプニングが起こったりしてちょっと嫌な気分になることもあるけれども、そんなことは気にしないようにしています。そういったことを一つ一つ丁寧にクリアしていくこともはじまりを発見してワクワク過ごすコツかもしれません。

そうそう、そういう意味で言えば「はじまりは発見するもの(こと)」と言ったけれども、乗り越えるべき壁のようなものに取り掛かるということもまたはじまりの第一歩といえるかもしれません。その壁をちゃんと見据えてどういったルートを辿って登りきるかを発見することという風に捉えても良いものではないでしょうか。

そうして発見したはじまりは、その先に成長した自分の姿や、何かを成し遂げた達成感を先取りしてワクワクした気持ちをもたせてくれるように思います。ですからもし今はじまりの時、はじまりの場に立っているなら、何となくその流れに身をゆだねるのではなくてその先にある喜びに向かっていくイメージを膨らませることが良いように思います。

事の大小はそれほど関係ないように思います。大切なことは何かがはじまったなのなら、はじまっているのなら、その先には喜びがあるということを信じてそこに向かって一歩一歩確かな歩みで進んでいくことだと思います。

皆さんの新しいはじまりが祝福されたものになりますように願っています。

ちなみに僕は羊飼いからこの春ぶどう園の農夫から園主になりました(^_-)-☆


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