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さいたま国際芸術祭2023開催中!市内に出現したロケーション豊かな8箇所の「アーツセンター」を巡ろう!

「さいたま国際芸術祭2023」がさいたま市で10/7-12/10まで開催されています。

市民プロジェクトの1つ「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*(SACP2023*)」では、前回の芸術祭から関係を深めてきた人たちと8箇所の「アーツセンター」をつくり、

『さいたまとあそぶ!-人*土地*表現-』

と題し、展覧会を開催しています。

展覧会の全体マップとコンセプトはこちら↓


●1つ目の「アーツセンター」は、「大宮図書館・氷川の杜ひろば」に『SACP BASE』を設置し、プロジェクトの拠点として、作品展示、活動のアーカイブ、情報発信、レクチャーやワークショップを実施しています。
まずは、この場所に来て、市内に広がる「アーツセンター」の情報をキャッチしてください。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@SACP BASE(大宮区役所・氷川の杜ひろば)
『SACP BASE』 山本未知・監修:利根川兼一
マップやイベント情報のチラシもこちらで手に入れることが可能
レクチャープログラムの様子
ライブラリースペースの様子

展示作品の紹介

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト 「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」 @SACP BASE(大宮区役所・氷川の杜ひろば)展示風景 『BODY PRINT ACTION 2023』 浅見俊哉
さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト 「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」 @SACP BASE(大宮区役所・氷川の杜ひろば)展示風景 『土地の記憶-歌を詠むもの』 石上城行


さらに、「アウトリーチプログラム」として市内の小学生と作家が制作した作品も展示しています。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@SACP BASE(大宮区役所・氷川の杜ひろば)展示風景
アウトリーチプログラム『影をつかまえる-小学校の記憶を写そう!』
さいたま市東大成小学校児童作品(担当: 浅見俊哉)
さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@SACP BASE(大宮区役所・氷川の杜ひろば)展示風景
アウトリーチプログラム『別所沼の光を感じて描く』
さいたま市仲町小学校児童作品(担当: 石上城行)


「大宮図書館・氷川の杜ひろば」・『SACP BASE』へのアクセスはこちら


●2つ目の「アーツセンター」は、パフォーマンスアーティスト「DamaDamTal」が5店舗の商店(串八丁・むーんしゃいん・大西屋酒店・炭火串焼台所 ちっきん 大宮店・居酒屋HEBEREKE)を舞台に作品展示やパフォーマンスを展開。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@大宮商店5店舗(串八丁)展示風景
『夜も昼もない物語/Tales without night and day』
DamaDamTal

大宮のまちの中を舞台に作品が点在するパフォーマンスプロジェクト「DamaDamTal」の新作がさいたまで展開されます。大宮特有のまちの空気感や、昼と夜のまちの景色、人の行き交う情景などを改めて体感する作品となる予定です。作品を通して生まれる人や土地との出会いもお愉しみに!

大宮商店5店舗(串八丁・むーんしゃいん・大西屋酒店・炭火串焼台所 ちっきん 大宮店・居酒屋HEBEREKE)へのアクセスはこちら↓


●3つ目の「アーツセンター」は、RaiBoC Hall(市民会館おおみや)

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト 「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」 @RaiBoC Hall レイボックホール (市民会館おおみや)展示風景 『わたしたちの種』 山本彌

RaiBoC Hall(市民会館おおみや)は2022年4月に開館した多目的ホール。
2022年からSACPでは、小ホールや5階の情報発信コーナーでプログラムを行い、プログラムに参加する方と時間を共にしてきました。その場所に、さいたま市在住の作家、山本彌が市民の方の不要になった衣服で「種」をモチーフにしたインスタレーションを発表しています。

RaiBoC Hall(市民会館おおみや)へのアクセスはこちら↓


●4つめの「アーツセンター」は、中央区役所

壁画の公開制作も実施中
さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@中央区役所 展示風景
アウトリーチプログラム『彩るディスタンス』
さいたま市尾間木児童作品(担当: 寿の色)

芸術のまち「中央区」を拠点に作家活動を続ける画家の寿の色が、「中央区役所」を「アーツセンター」に
見立て、展示されている作品を改めて鑑賞する取り組みや、市内の子どもたちと制作した作品を展示しています。館内を作品を探しながら歩く愉しみが生まれます。

中央区役所へのアクセスはこちら↓


●5つ目のアーツセンターは、日本国登録有形文化財 会席料理 二木屋。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト 「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」@日本国登録有形文化財 二木屋 展示風景 『わたしたちの芸術 -時代を創造するものは誰か」または「時代を創造したものは誰か- 』 平川恒太


日本国登録有形文化財 会席料理 二木屋の離れ「浅倉家」の趣ある空間を生かしたさいたま在住の作家、平川恒太のインスタレーションを展示。
様々な文化の交流とそれを継承していく人たちの営みを感じる空間に作品が展示されることで生まれるものにご期待下さい。

(10/18-10/23は、二木屋薪能で会場を使用する為作品展示は、ご覧になれません。ご了承ください。11/27は定休日です。)

日本国登録有形文化財 会席料理 二木屋へのアクセスは↓


●6つ目の「アーツセンター」は、Cookie & Deli マーブルテラス。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@マーブルテラス 展示風景
『テンギョー・クラがダイブしたアフリカの福祉現場』
テンギョー ・クラ

障がいのある人もない人も楽しく集える「まぜこぜ」の場づくりを実践しているNPO法人クッキープロジェクトの拠点「マーブルテラス」に、ヴァガボンド(よそ者)として世界での出逢いを紡ぐテンギョー・クラの活動を展示。様々なカルーチャーをダイヴしていくしなやかでたくましいエネルギーや、アイデアをプレゼント。お茶やクッキーを食べながら作品との素敵なひと時をお楽しみ下さい。

Cookie & Deli マーブルテラスへのアクセスはこちら↓


●7つ目の「アーツセンター」は、師岡制作所。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@師岡制作所 展示風景
『光の言葉』
鈴木のぞみ

豊かな自然環境が残る見沼のアーティストランスペース「師岡制作所」(代表:平川恒太)で美術家、鈴木のぞみの展覧会を開催します。市民サポーターらとさいたま市内で路上観察を行い「穴のあいているもの」に生じている小穴投影現象を感光材に定着した写真作品を展示します。写真を通して私たちの日常に潜む事物のまなざしを可視化します。

師岡制作所へのアクセスは↓


●8つ目のアーツセンターは、space845。

さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@space845 展示風景
『未来美展6-昇天-』
遠藤一郎+未来美展出展者
さいたま国際芸術祭2023:市民プロジェクト
「さいたまアーツセンタープロジェクト2023*」
@space845 展示風景
『リアルドリーム💀💀💀➡️➡️➡️ネクストドライビングウェ~~~ブ⤴️⤴️⤴️👼👼👼』
遠藤一郎

目の前に田園風景の広がるロケーションの「space845」を拠点に、未来芸術家、遠藤一郎が滞在しプロジェクトを行う。「未来美展6」も同時開催。のんびり田園を吹き抜ける風を感じながら、エネルギー溢れる制作現場に足を運んでみてください。

space845のアクセスはこちら↓


いかがだったでしょうか?
2019年からプロジェクトを展開しているSACP。継続的に地域でのプロジェクトを展開する中で培われた、人と土地と表現の関係を体感してもらえれば幸いです。



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⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター