My Ball < Our Ball

これはまたまた"ピッチのそら耳"に出てきた表現です。

2006年のドイツW杯の時のブラジル代表を表現した言葉が「日本にはmyballという言葉があるようにブラジルにもあるが、それはmyballというよりも our ball に近いように思う」と言っていた。



たしかに日本では「My Ball」という言葉はよく使われる。なんならサッカー以外でも。


しかしよく考えてみればサッカーは個人競技ではない為、

My Ball=私のボール

よりも

Our Ball=私達のボール


の方が表現的にベターな気もする。


この著者はなぜこういう表現をとったかというと、ブラジルは自分たちのボールに対してピッチ上の多くの選手が積極的に関わろうとする。インターセプトした選手はドリブルで持ち上がり、背後からどんどん選手が出てくる。GKはリスクマネジメントのために声をかけ、ゴール前ではアタッカーがシュートを決めるために構えている。


そんな状況がW杯ドイツ大会ではよく起きていたそうです。ぼくは当時あまりサッカーを観ていなかったので、日本はオーストラリアに逆転負けしたとか、ブラジルに大敗した、とかしかわかりません。


My Ball < Our Ball


結構良い表現かもしれないですね。

自分たちが保持しているボールがマイボールなだけでなく、自分達のボールです。だからそのボールに対して考えがない人はいません。そのボールの為にはどんなスプリントも嫌がりません。そして相手ボールになったら全員で Our Ball を奪い返しにいく。


こんな状況が起きてくればそのゲームはより優位に進められそうですね。



これってサッカーだけじゃないです。

現在、世界中の問題として感染症の問題が挙げられます。いつ自分の身に、そして自分の周りに起こるかわかりません。自分だけの問題じゃなくた自分達の問題という意識がなければ絶対に終息しませんよね。


こんな事は当たり前なのですがやはりそうなっていないのが現状だと思います。

Jリーグのチームでさえ感染者が出て、その感染した選手は度々「申し訳ありませんでした」と謝罪の文章をリリースしていますが、普通に練習試合などは行われています。感染者が出てしまったチームは自粛を始めたかもしれませんが、その状況では My Ball のままだと思います。


僕の先輩の中には今年海外に挑戦している方もいます。苦しみながらも活動禁止を受けて入れなんとか耐えているみたいです。


大学サッカーも現在はおそらくどこのチームも活動自粛期間です。


そろそろJリーグもなんらかの手は打たなければならない気がしますね。だって早く万全の状態で観たいですからね。





最近1日30 pずつくらい読んでいる「ピッチのそら耳」

コラム集ということもあり、とてもまとまっていて面白い本です。そのままここに一つずつコピーしてぼくのnoteに書きたいくらいです笑


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