10歳が教えてくれたこと「誰だって変れる」そう思ってもらえる人間でありたい。
おはようございます。
さっきシャワーを浴びたけど、
昨日塗装していた白いペンキが
未だにひざについている!と気づいたしゅんです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
さて、今日は朝からステキな報告をもらいました。
そのことから、自分が人として、どのように人と関わりたいのか
どんな自分になりたいのかを言葉にしたいと思います。
▼結論:この3つ!
長くなるので結論を先に述べます。
1:自分と出逢って「世の中捨てたもんじゃない」と思ってほしい。
2:どんな人も、「変われる」。変わるには「面白い」が不可欠。
3:「またやろう!」「また会おうね」とお互いに言い合える関係に。
▼ありがたいメッセージ
親御さんからの伝言でもらったおおまかな内容は、こんな感じ。
・息子がしゅんに会いたがっています~
・遠くにいるんですね!(゜o゜; (インターンで福岡を離れているため)
お元気そうで良かったです。
・しゅんの今の姿は、10年後になってほしい息子の姿そのもの。
私もまた会いたいです。
嬉しい、そしてありがたい限りです。。。(/_;)
朝から、嬉しくて泣けました。
▼はじまりは「算数」
自粛期間中にオンラインで算数の家庭教師で小学3~6年生の
指導を担当していました。
ある男の子は、わり算の筆算が苦手でした。
とはいっても、予習型の学習なので苦手も何も「知らない」状態ですね。
ただ、同じ学年のコと2対1で対応していると、
理解する速さの差も大きく開いていました。
64÷4をするとしたらまず「6の中に4は何回入るか」を考えるのですが、この見当をつけるのも難しい。
そんな状態からのスタートでした。
▼「間違う」って面白いんだ。
特に大事にしていたのは、何度間違っても怒らず、
むしろ「楽しい化」してしまうこと。思いっきり一緒に笑うこと。
彼の苦手意識は「手持ち無沙汰」と「無操作」
という不安からきていました。
例えばこんな計算
最後に1の中に3は入らないので0あまり1、おしまい!
でいのですが、なんとなく「何もすることがなくなってしまった」と
感じるのかもと予想していました。
そのため、「何もすることがなかったら・・・0よね~♪」と、
合言葉のように言いながら手持ち無沙汰感を解消しました。
81÷9のように、
最初の時点で10の位には何も書かない、
1の位から計算するパターンのときって何事もなかったかのように、
1のくらいにうつって、いかなきゃいけないパターンありますよね。
でもこの「何事もなかっかのように」は慣れが必要なんです。
なので、1の位に消しゴムをおいて、
10の位の数と割る数の2つのみに集中してもらうためにも、
消しゴムを置くという操作をいちいちやりました。
あとは、私が盛大に間違えてみせること。
上の270になる計算で27だけ書いて、
「あーもう置くものなにもなくなった!
これで、おしまい!答えは27です!」
いうと、子どもたちから「ちがうよ!0忘れてるよ!」という
反応が返ってきます。
そうです、間違える役・恥ずかしい役は、私がいくらでもやります。
これをチェックする機能が働いたときに、「本当の理解」「自分のもの」
になります。
だから、「あーそっか!ありがと~さすがやね~(*ノω・*)テヘ」
みたいな顔してるだけです(笑)
慣れてくると「あれ?ここで不安になる人がおるよね~」とちょっといじったりするのですが「そんなことないよ?」と、さらっと返してくれるまで。
これも、もちろん信頼ありきの、イジりですね。いじめは嫌いなので。
間違っても、あ、あのときしゅんが間違ったやつやん?ってことで
覚えてくれるし、おいおい!ってツッコミの精度上がるし、ラッキーです。
10歳の少年がはじめてのことをやって、
間違った自分を責める必要なんて、無いんです。
▼いろいろと思ったこと。
大人と子ども。そんな関係を望んではいません。
どんな人と話しているときも「一人のヒト」として接しています。
下のONE OK ROCKのtakaが言うように。
Taka(2:54~)
年をとってもしょうもない大人はこの世の中に腐るほどいるし、
たとえ未成年であっても、素晴らしい思考を持って素晴らしい情熱を持って生きている人もこの世の中にはたくさんいます。
お互い同じ目線で楽しむからこそ、わかり会えることがあるし、
恥ずかしいことだって一緒にできる。それらができれば、
悩みも打ち明けることができるし、
また立ち上がることができる。
面白かったら、「またね」が生まれる。
だれだって、変われる。
そんなキッカケに立ち会えるような自分であり続けたい。
たとえ、嫌なことで希望を失っていたとしても、
アナタになら「また会いたい」といってもらえる
そんな人間でありたい。
読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?