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なぜ仕事ができる人は「確認します」と言わないのか?

これまで社会人になってきて、色々な人と仕事をしてきて、一定の気づきがあった。

それは、仕事において成果を出す人に「性格」は関係ないということ。内向的な人もいれば外向的な人もいるし、大胆な人もいれば慎重な人もいる。

しかしながら「口癖」に着目をしたときに、一定の共通するものがあるのではないかということだ。

つまり成果を出す人が共通して言葉にすることと、言葉にしないものがある。それは抽象度を上げると「考え方」になるのだが(人は考えていないことを言葉に出すことはない)、その人がどのような考え方をしているのか?というのが言葉から読み取ることができるからだ。

その中で、いくつかある中で多くの人が使う言葉だけど、それって仕事ができる人は使わないよねっていう言葉の一つが「確認します」というものだ。

仕事ができる人は完了に取り掛かるスピードが早い

その理由は当たり前かもしれないけど、仕事で成果を出す人は自分で持っているボールをいかに早く手放すか?ということを考える傾向にあるからだ。

ではなぜ、そういう思考になるのか?

その理由はある本にも書いてあったので引用すると

「行動の量が結果に大きな影響をする与える中で、自分の中に未完了が残されているものが多く残っていると、それはアプリケーションを開いたスマホのごとく、行動のスピードを制限してしまう」

からだ。

つまり自分の中で対応するべき事項が溜まってくると、行動のスピードに影響が出てくる。要は仕事が溜まっていく人は仕事が遅いからではなく、仕事を溜めるから遅くなってしまうのだ。

ということを考えた時に、仕事ができる人が行動の量が担保されているのであるが、それは自分の中で未完了になっている事項が少ないから。

で、その未完了が少ない人と多い人を分ける口癖が「確認します」というものだ。

なぜ「確認します」を言うべきではないのか?

もちろん全てにおいて、言うべきではないとは思わない。

例えば自分だけで判断できないことや、時間をかけてアウトプットしないといけないものは、慎重に答える必要がある。

ただ、多くの「確認します」と回答している事項は、ほとんどは数分もかからないものが多いのではないだろうか?

ではなぜそう答えてしまうのか?

それは凄くシンプルで「今その場で確認することが面倒なので後でいいや」と言う思考になっているから。

つまり「後回しをする」という考え方が、自分の未完了を増やすという考え方になり、それが言葉として表面化するのである。

逆に自分の中で未完了を残すことを嫌う人は「確認します」とは言わず、すぐに答えられるものはその場で回答する。

また、その考え方の差で出るのが返信のスピードや、待ち合わせの時間などである。
つまり今回、僕が主張したいのは単に「確認します」と言葉を使うなということを言いたいわけではない。

その背景にある後回しという考え方はやめた方がいいということ。
なぜなら、それをやり続ける限り成果を出す側の人間にはなれないから。

もちろん、それができたら成果が出るのか?と言われたら、それは分からんとしか言いようがないのだが、ただ成果を出す人に共通していることなのであれば、それを実践してみてもいいのではないか?と思う。

遅い行動にイラつく人はいるけど、早い行動を非難する人はいないのであれば、やったほうが絶対いい、というのが僕の意見だ。

https://peatix.com/group/12542973




それが



仕事ができない人の口癖は「確認します」

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