日々の雑感 day20【率先躬行にしかず② 相手の背景を知るという事】
☆心理的安全性
さて、今日は反対側の立場。
公務員と呼ばれる方々のポジションで進めてみましょう。
前回の商君も公務員が嫌いで叩いていたわけではないでしょう。
僕とかも歯に衣着せず言いますが、別に公務員が嫌いなのではありません。
全体にマイナスな事はマイナスだと言える。
全体にプラスな事はプラスだと言える。
心理的安全性って、お互いに気遣い過ぎて沈黙に向かうんじゃなくて、お互いに何でもいいあえる関係と環境が揃って初めて成立するわけなんですよ。
なので、嫌われたらとか、ポイント下がったらといった評価軸(自己利益)で考えているうちは心理的安全性とかほど遠いって話なんです。
ここ大事なんで、コミュニケーションとかコミュニティとかにタッチしている人は、ぜひ押さえておいてください。
心理的安全性に関しては、フィードバックに関してまとめたシリーズもぜひご参考に!
☆出来ない理由を考えるのは、余裕のない人?
ちなみにですが、商君は最初に改革に大反対していたのに、改革が上手くいった途端に大賞賛へと転じた人々を
「こいつらこそ国を乱すやつら」
として辺境流しにしたりしています。
うん。
皆さんも辺境に流したいやつ、想像できましたよね(笑)
というところでメディアにはあまり出てきていないんですが、注目&ぜひ多くの賛同してもらえたらなという動きがこちら。
★
ーー議員の言いなりですが、ハネつけられないのでしょうか
正直、官僚から断ることは難しいと思います。まず前提として国会議員は国民の代表ですし、本来は「○○議員に御説明済みのため、党内共有お願いします」や「HPのFAQをご覧ください」といったことを申し上げるのが望ましいのですが、一部、地雷のような国会議員・秘書の方々がいらっしゃって「○○には説明したのに我々には説明しないのか?」や「お前出禁にするぞ」などと言われるためです。
☆率先躬行、先ず隗より始めよ
ブラック企業大賞になった三菱電機以上に過労死出してるのが霞が関なんですよね。
人員削減しているのに業務の効率化となるデジタル技術の導入は進まないし、いまだに議員の8割以上がFAXよこせと主張し、対面で説明しろとメールも使えない連中から呼び出される日々。
合掌です。
タクシー代だけで年間20億以上も経費支出しているこの果てしない業務。
ワーク・ライフバランス社の小室さん達がずっと取り組んでいるのはここなんですよね。
リサーチしたら出るわ出るわで、なんと68%が過労死ラインを超えている。
やばくないですか!?
しかも残業代がきちんと出ていないんですよね。
つまり、お役所らしく予算の上限までしか出ないので、あとは勝手にサービス残業しただけだったよね ( ー`дー´)キリッ という扱いになる。
メディアでうん百億といってるけど本当はもっと払わなきゃいけないくらいやらされているわけですよ。まさに、人ではなく、機械とか駒のような扱いですよね。同じ職場の仲間にこんな仕打ちするような環境とか、僕には絶対無理だな。
☆報復の連鎖を切る
メディアの印象操作もあるんですが、国民自身もかなり苦しい状況なので、30年にわたるデフレスパイラルをつくってきた当事者達にはどうしても厳しい視点にならざるをえません。
なので、そいつが選んだ仕事なんだからとか、報いだとか、嫌ならやめればいいんだとか。
相手の不幸を喜ぶような心理が働く国民も少なくないでしょう。
国民が官僚や政治家と一括りにするように、官僚は政治家なんて、国民なんてと一括りにすることも多く、政治家もまた官僚のやつらとか国民ごときとかすら言うようなこともあったりとか。
本当は個と個の人の関係性であるはずなのに、お互いを名称という「物」のように扱うとこうした非道な事を平気で撃ち合うようになってしまいます。
なので、シンプルに自分が同じ状況だったら嫌な事は相手にしない。
自分が出来ない事をやってくれる人をリスペクトする。きちんと謝意を伝え、対価を払う。
そんな当たり前のマナーを実行していく必要があるわけです。
ぜひ前記の change にサイン一つするような小さなアクションから始めてもらえると嬉しいとも思うわけです。連鎖を切り、ループする現状を変えていくのは勇気ある誰か、そしてあなた自身の「Give」や「Forgive」です。
ありがとうございます。頂きましたサポートは、この地域の10代、20代への未来投資をしていく一助として使わせて頂きます。良かったら、この街にもいつか遊びに来てください。