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ムーブメント(運動)を理解する


みなさん「証明Mindset」はゴミ箱入れてきましたか?
どうも、さいさんです。

この2月5日、総務省・地域おこし協力隊の全国研修(仙台会場)で登壇させて頂きました。今回からはその内容を圧縮し、シェアしていきます。

☆ ビジネスプランのその前に

さて、今回の全国研修は自分も数年前の協力隊時に受けていて、概ね構成の想像はついていました。はい。

特に、二日目に徹底したビジネスプラン制作が来ることはわかっています。
なので、普段もマネージャーやプロジェクトリーダー達に対してお仕事としてやっていること。

ビジネスプランの為のMindsetをフォローしようと考えました。

実際に当日受けた会場の空気感も「そうなりましたね~」という印象。
そこで事例発表や事例解説を省き、未来目的論だけで関わることをすぐに決めました。振り返っても必然だったかなと思います。


で、最初にこちらの動画の感想シェアからスタートしました。

☆ アウトプットから始めよう

この手の研修はどうしてもインプットが増えてしまい、脳のワーキングメモリーが悲鳴をあげてしまいます。
登壇時に身体が拒否反応を示している人(腕組み等)がまあまあの人数いましたので、まずアウトプットが必要だな・と感じたわけです。

誰かと感想をシェアする。
これ自体は、なんてことのないアクションです。
しかし、人はこのアクションを意識すると、誰かに伝えるために内容を理解しようとするし、理解した内容を伝えるために要約しようとします。

このプロセスを通すから、認識や記憶が残っていくんです。しかも、共通の体験を通したことで話をした人との信頼関係も高まっていきます。

さらにはその結果として、インプットの効率も上がります。
よく学ぶ為にも、アウトプットの時間を先に取るのは有効なんですね。

☆ 今回の参加者達が引っ張り出したテーマ

もちろん、この動画も単なるアウトプットのツールではなくて、伝えたいことが一杯入っています。

特に、今回はこの参加者に「関係性」を伝えたいと感じていました。
例えばこのシーン。

「最初のフォロワーの存在が、たった一人のバカをリーダーに変えるのです」

とデレクがこのスピーチで会場を盛り上げ、

「3人というのは集団であり、集団はニュースになります。だから運動は公のものとなります。新たなフォロワーはリーダーの真似をしません。フォロワーの真似をするのです」

と続けていきます。
結果、デレクが最後に最大の教訓として伝えているように、リーダーシップの勘違いというものをみんなで認識することが出来ます。

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☆ リーダーシップのアップデート

協力隊に関わらず、今の日本では多くの人が「英雄」「救世主」となるような古いリーダー像を要求されて苦しんでいます。

時には、勘違いをしたプレイヤー自身が、最初のフォロワーに対し誤ったリーダー意識によって「上下」関係を作り失敗しています。

僕自身が「失敗事例」としてよく話をするケースでは、発起人の一人として関わっていたある団体の事件もそうです。
ざっくり説明すると、スタートアップのイベント成功後に、当時、市議だった人物が「スピード感を出したいから俺がリーダーになる。信じて任せてくれ」といって上下を作り、エゴイズム満点の運営をしはじめました。
目的を忘れ、都合の悪い人物にはミーティング日程も教えず、事後報告で予算や計画を変えていきます。

最後には人が次々といなくなって、今や何の団体だったかもわからなくなりました・・なんて話です。いやはや、苦笑な思い出ですね。

あ、もちろん自分は、ある一線で脱退し、距離を置きました(ここ大事です。こうした人を利用する気質の人といてもいいことは何もありません)。

そして、抜けた人達の多くと共に、今の南信州アウトドア協議会の設立と活動に関わり、初志の活動を継続しています。

☆ しれっとアクションしちゃいましょう

実際に研修中の質疑でもありましたが、行政を始めとする(自称)まともな方々は、裸で踊っているバカを見つけると「良かれ」と思ってやめさせようとします。

しかし、彼らが気が付いた時に3人が踊っていて「ムーブメント(運動)」になっていれば、むしろ積極的に応援してくれる(時には上記のように、その功績を掠め取ろう、独り占めしようとしてきたりする)ことも多いのです。そこで、

【最初から3人で踊るところまで設計してあるとどうなるか?】

と考えてみましょう。「その為に」と考えると、研修機会を最も有効に使えます。そう。

地域をまたぎ、つながっている人と人が、時には裸で踊るバカとなり、時には勇気をもってついていく最初のフォロワーとなればいい。

上下ではない、横関係でつながっている友人や仲間を作ることが出来る!

その機会だ!

と状況への認知が変化すれば、自身におきた変化によって、会場はつながる「場」へと変わっていきます。
そして、研修そのものも、体験を通してお互いの信頼を向上させていく「機会」へと変わっていくのです。

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挑戦者同士が勇気をシェアできる関係性。
それこそが、日々の土台であり、アクションの発射台でもある。
そこが伝わるきっかけになれば・と願っています。


というわけで、今回はここまで。
無料版次回は「セルフ・アウェアネス(自己認識)で世界が変わる」という感じのテーマにする予定です。

有料版では、デレクのもう一本の動画と共に「不言実行の目標達成術」を解説していきますので、ぜひこちらも遊びに来てください。

ではまた!

ありがとうございます。頂きましたサポートは、この地域の10代、20代への未来投資をしていく一助として使わせて頂きます。良かったら、この街にもいつか遊びに来てください。