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日々の雑感 day36【3つのいいこと探し】

最近、3つのいいこと系がチラホラと拡散したりしていますね。

これは「Three good things」というアファメーションの自己成長を促す手法から派生しているといえそうです。

僕もルーティーンとして使い、習慣化への継続、改善に挑戦中です。
今日は、僕が改善してきた経験値から、その「取扱い」に関してお話していきたいと思います。

 ☆怪しいスピ系の呪文ではありません

はいこれ、よくあるやつです。
引き寄せみたいな話に転換して「ついてる」とか「いけてる」とか「やれる」とかの自己暗示系の話しに化けたりしますが、これNGです。

この手の現在の困りごとから逃避する為にという状況の中で何かにすがろうとする人は、自分を見失っているような状況も多いことでしょう。

ですので、本当のありたい自分を見据え、そこに近づこうとするスリーシングスの目的とは、まったく別の方向へ向かっていく事がほとんどになってしまいます。

あくまでも「Three good things」では、自分の身近に起こった小さな幸せを発見する「観察」の感覚を成長させていく。

その感覚をより意識していきましょう。

多くの人。特にこの日本では「自分が幸せではない」というポジションを人々がとりがちです。

そして、人という生き物は、たった1回嫌なこと、ネガティヴな何かに出会うとそれを引きずります。大体、良かったことの5回分くらいが、その瞬間になかったかのように意識がネガに支配されてしまいます。

そのうえ、観察そのものは危機回避という目的からネガティヴの領域に属するような側面もあって、嫌な事を避けるために、嫌な事がないかアンテナを伸ばして余計にみつけてしまったりします。

なので、私達は自分自身の健康と幸福の為にも、こうして自分を客観視して、自分の周りでおこったいいことや誰かの支援といったポジティヴな事柄を思い出していくことは大事です。

こうやって日々を向上させ、その質を高めていく。

その結果として「私は幸せだ」と感じられるようになった人が「私は幸せ」「私は幸運」と語っているのであって、How to としてとりあえず言い続ければ、勝手にそうなるみたいな催眠や洗脳のような話は別次元のものです。

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☆オススメ取扱い・「感情」という指標

さて、では実際によりよく実施するとしたら・・のお話です。
ここは「感情からの探索」が必須と言えるくらいおススメ。
特に、夜にこの振り返りを習慣化しようとしている人は、自身の「感情」を大事にしてください。

というのもですね、日本人の悲しい癖で、結構な人が「何が出来たか、出来なかったか」という仕事やタスクの TO DO をリサーチして、大体が出来なかったことを思い出して、余計にネガティヴな気持ちになったり、落ち込んだり、焦りを生み出したりして失敗します。

もし、会社が終わる時間帯に1日のタスクチェックとかで重箱の隅をつついている管理職がいたとしたら、その人が組織やグループの生産性を下げさせ、離職率を上昇させている一級戦犯です。

なので、心が反応して「感動した」「いい涙が出た」「ほっとした」「少しテンション上がった」とか、そういう感情の瞬間にフォーカスし、自身の観察の力を使い、ゆっくりと記憶を辿っていくことが大切です。

あと、やはりビッグイベントを探すのが癖になり、小さな瞬間の何かを見つけられない人も多いのですが、1日が何もなかった・ということはないでしょう。

ランチの○○がおいしかったとか、誰かの気遣いがうれしかったとか、空や風が心地よかったとか、このアクションは本当に小さな、小さな良い変化を見つけていく。見つけられる自分になることもまた目的の一つです。

振り返る事、客観する事としてもよいトレーニングですので、ぜひ一日のうちに5分、10分でもトライしてみてもらえればと思います。

☆おまけする

僕は朝型ということもありますので、この3つ。
昨日良かった3つの出来事を思い出し、その感情を味わって

「今日は○○をやってみよう」

と今日、今から挑戦する小さなテーマやアクションを決めて、1つを付け足すようにしています。

これが出来ると、その付け足したアクションの過程でまた何か良かったことが起こることも多いでしょう。そしてもし、そのアクションを超えるよい3つの出来事がある日常であったならば、それはまた素敵な結果となり、翌日につながっていく筈です。

「自己成長を促す」為の「小さな進捗」におとしこんでいく

それが、この「Three good things」をより効果的に使っていく一つの方法だと思います。ご参考までに!

*参考


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