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3/31から社会人生が始まり4日が経ちました。ありがたくも研修という期間を用意していただけており、社会人としての基礎的なスタンスやマナーを体系的にインプットしています。特にこの研修期間、またそれ以降も持っておきたい心構えとして考えたことを書き留めておきたいと思います。

私はゼロである、スポンジになる

研修では早速、自分の無力さを痛感しています。
正直他の学生より多少は幅広いことを経験してきたつもりだったし、インターンなどで社会人としての振る舞いも少しばかりかじった気でいました。しかしそれは社会人の基準としてはあまりにも不十分であり、自分ができていると思っていた事はほとんど「気がしていただけ」でした。

もちろん学生の時にがんばって積み上げてきた事は何一つとっても無駄だったとは思いません。しかし、海外経験があろうが、トビタテというラベルがあろうが、いったん「ゼロ」です。経験学習と言う位経験と言うものは成長に必須の要素です。一方で新たなマインドでスタートを切るとき、過去の経験に過剰にしがみつく事は時に自分をマイナスな方向に引っ張ってしまう可能性があります。

私は過去の経験や価値観をいったん全て脇に置いておくことにします。捨てはしません。ただ自分につけてきたラベルをいったん全て取っ払います。

研修中の『あなたたちの信頼残高はゼロである』と言う言葉はインパクトのあるものでした。これから積み上げていけば良いのです。

成長を一番妨げるのは、「とは言え」という思考です。何かを教わったとき、自分の価値観が邪魔してそれを受け入れない「とは言え」思考は、確実に成長を妨げます。

この例えがぴんとくるか分かりませんが、私は新しいスポンジになろうと考えました。スポンジのように、全てを素直に吸収できる状態であろうと思うのです。自分流は後からいくらでも作れます。まずはいったん全て素直に吸収し、やってみて、後から棚卸しすれば良いと思います。

研修期間は会社が私に莫大な費用を投資してくれていることを自覚する

研修期間は、正直新人はその時点では何ら金銭的価値を提供している存在ではありません。しかし会社は将来のために、私に莫大な費用を投資してくれている期間であると言うことには自覚的であるべきだと思っています。実践に出たときに活躍できるように準備することが、今できる最大の価値提供だと思います。

相手の気持ちを尊重し想像力を働かせる

ここまで書いてきた事は、自分を捨てろとか、社畜になれと言う意味ではありません。むしろ将来的に「自分のやりたいことを成し遂げる」ための近道だと思って書いています。

学生では自分のやりたい事をしている姿がかっこよく見られる場面も多いです。一方でビジネスでは「顧客が価値を感じたか」のみでしか判断されません。将来的に、顧客に感じてもらえる価値が自分のやりたいことと重なっていく感覚を理想とし、今はまず相手の気持ちを徹底的に想像する段階だと感じています。

相手の気持ちを想像して尊重するという事は、言うよりも難しいことです。(研修のロープレで私はここですまたぼろにされました笑)

常にWHYを問う習慣をつける

相手の気持ちを想像して尊重する上では、例えば相手の言葉や行動、指示に対して、その人はなぜそう言ったのか、Whyを深掘りすることが求められます。裏側にある、もしくは過去まで遡った背景まで気を配らなければなりません。

常にWHYを問う習慣は、他にも情報収集の際にも役に立ちます。ニュースの背景や’なぜ’を、今まではなんとなく素通りしてしまっていたものを、いちいち深掘りしてみる習慣をつけたいと思っています。


他にも心がけるべきことにはキリがありませんが、特に社会人スタートしたこの時期には意識しておきたい心構えでした。

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