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『父、芹沢光治良、その愛』野沢朝子著

新聞広告で、見つけましたので、さっそく購入いたしました。

東京の妻の実家にお世話になりながら、覚えたての吹き替え翻訳の仕事をしていたころ、気分転換に訪れた書店で光り輝いて見えていた本が、芹沢光治良(せりざわ こうじろう)さんの8部作『大自然の夢』『人間の幸福』『人間の意志』『人間の生命』『天の調べ』『神の微笑』『神の慈愛』『神の計画』です。

以前、新聞記事で、木々と話せる作家がいると読んで興味を持っていたせいか、名前は存じておりました。

"『妻にプレゼントをやりたいのだが』と木に話しかけると、木が鳥を使って宝石のありかを教えてくれた" といった内容で、へえっと思った次第です。

そういう素敵なことには憧れます。

ぼくも元来の鳥好きですので、鳴き真似をして会話している気になっておりますが、眉唾ものです。

宝石のありかは、いまだ教えてもらえません。


そして、書店で題名の一番気に入った本を買って戻りました。

『大自然の夢』 芹沢 光治良 著

題名に "神様" とか"天" とかついていますと、宗教ぽいので避けたというのもあります。

ぼくにとって、本が光り輝く時は、買えのサインです。

読みはじめたら、ほんの数行で魂がキュッキュッという音をたてて磨かれていく感覚がしました。

あ、魂ってあるんだと初めて思った瞬間です。

そう思うと、魂が『やっと気づいてくれたのか』と、クックックと笑った気がしました。

ですから『大自然の夢』は、ぼくの人生を変えた一冊だと思います。

精神世界に目覚めた瞬間だったのかもしれません。

締め切りに追われているのに、ついつい面白くて、読み終わると『もう一冊だけ』とひとりごとを言って書店に買いに行きました。

とは言え、ない時間がますますなくなります。

翻訳者は締め切りだけは守らないといけません。

なので、ほとんど眠らなかったと思います。

読むと心の休養になっていたのかもしれません。


そんな名著が、世間から消されてしまいました。

いい本は人にあげてしまうので、何度も買いなおしておりましたが、その十年後には古本でしか手に入らなくなっていたんです。

そういう意識で30数年たっていたのですが、調べましたら、ぼくのはガセネタでした。

https://www.shinchosha.co.jp/book/311336/

さすが、新潮社さんです。

復刊されていました。これは買うしかありません。


氏の本に出合ってから30年近くたって、お嬢さんが父としての芹沢光治良さんとの思い出を書き綴ってくれた本が出て、そのおかげで復刊本のことを知ることができました。

粋な天のはからいですね。


【ファスティング明け2日目】

今日は、ファスティングが明けて2日目ですので、お昼までおかゆで、あとは平常通りに戻します。

ファスティングのおかげで、いまは頭がスッキリしておりましたが、午前中は低気圧にやられており、昼前横になりました。(雨の箱庭 ↓ )

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3メートルのニシキヘビを捕まえたり、1メートルを超える鳥が宙に止まったまま飛んでいるので、自分も飛んで「おら、おいらの方が高いぞ」などと言ってる夢を見ておりました (61歳です)。

何かいいことがありそうな気がして目が覚めますと、右目に違和感があったので、鏡を見ました。

すると髪の毛の先が見えます。

まばたきすると上まぶたの中にもぐりこんでしまって、なかなか取れないので妻の救援を求めました。

普段は頼まれ事の嫌いな妻ですが、こういうことになると協力してくれます。

上まぶたをぼくが持ち上げ、じゃばじゃば目薬を差してもらいました。

アレ?

まつげが出てきました。

さっきのは見間違いかと思いかけましたが、取ったあとも違和感が消えません。

以前、目に違和感があって眼科に行きましたが、いろいろ検査したあげく、異常ありませんねと言われたことがあります。

「いや、この違和感は絶対何かあります」と珍しく粘りました。

そして、何度もじゃばじゃばやってもらったら、

「あっ、ありました。糸です」

ってことがありました。

目の裏に入ると見つかりにくいんです。


ですから、もう一度じゃばじゃば目薬を差しました。

しばらく待ってみます。

すると、ようやく下に降りてくれて先っぽが確認できました。

もう眼球は動かせません。逃げてしまうからです。

ティッシュを細くこよって、さらに下へと移動させ取ることに成功しました。

パチパチパチパチ!

この爽快感は何とも言えません。

髪の毛は細いのですが、なんと4センチ以上あります。

すると妻が、

「右目、、、髪の毛、、、、、」


「女ね」と予言めいたことを言いました。

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精神修行を続けると、マーラが現れます。

お釈迦さまもイエスさまも、それを乗り越えて偉大な方になられました。


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