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読書メモ: 人間性心理学入門(ロロ・メイ)

日本の心を照らします
鉄舟です!

最近は、新しい仕事に慣れるのにヒーヒー言ってます。

今まで、のほほんと生きていたのですが、脳をフル回転させてどうにかついていこうとしております。

しかし、淡路島でやりたい仕事に就けて、幸せを感じております。

今回も、人間性心理学入門の読書メモの続きです。


概要

ロロ・メイとは

アメリカ実存心理学の父と呼ばれ、マズロー、ロジャースなどともに人間性心理学会の創設メンバーの一人でもあります。

実存主義

実存とは、人間を「今ここ」を生きる存在であり、その瞬間瞬間の可能性を自分の意思で選択する存在として捉えること。

つまり、実存主義において、人間は自らの意思で生きる道を切り開くことのできる存在として捉えます。

この思想は、人間性心理学の根底にあります。

ロロ・メイの主張

ロロ・メイは、すべての生物は、自身の潜在力の実現というただ一つの欲求を持っている、と考えました。

樹木は、環境さえ整えば、種子のときにあった潜在力を発言させて、勝手に成長していきます。

しかし、人間は勝手に成長はしないので、自覚したうえで「今」を選択し、自身の潜在力を実現していかなければならない。

ロロ・メイはこのように考えました。

詳細は省きますが、ロロ・メイの思想を理解する上で必要なキーワードは以下の3点です。

・美
・不安
・ダイモニック
 (人間に自然に備わっている、力を持った機能、権力への憧れやセックスとエロスなど)

感情が動いたところ→自分の価値観を推測

・人間は自覚の上で自己の潜在力を実現していく必要がある
 → 自分を成長させるのは自分自身

・患者の、病氣に対する3つの態度
 → 重い病であっても、自身の成長の機会。
  その捉え方は病氣克服の可能性を高める

・ダイモニック なものを制御して人間的なものにしていく
 → 人間の内にある自然的な力は、制御できて初めて創造的な働きを示す


最後まで読んで下さりありがとうございました。

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