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エキナセアを仕込みました

エキナセアは、メディカルハーブの代表ハーブ

エキナセアが咲き出しました。この花弁が下に下がる絵は、メディカルハーブの協会のポスターや、テキストの表紙を飾る事が多いので、見た事がある人は多いでしょう。

園芸店でも、園芸品種がたくさん出ていますね!
間近で見ると、結構存在感のあるお花です。

お茶で利用する方が多いと思いますが、エキナセアは外用、内用ともに使え、とても優れたハーブです。

お茶では、季節の変わり目や、風邪のひきはじめ、口唇ヘルペスになった時などに、私はいつも愛用しています。
免疫力を高める働きだけでなく、創傷などの手当てに、古くから北米の先住民に大事にされてきたハーブと学びました。


これからの畑仕事に備えて

ハーブ生産者をされている先輩が、蜂にさされてしまいました。
とっさに、このエキナセアの葉をその幹部にあてたそうです。
すると、即座に痛みも消え、その後の腫れもなかったとお聞きしました。

素晴らしい💕

古くから薬草として使われてきたエキナセアは、こうして人のいざというアクシデントを何度も助けてきたのですね。
そして、すぐにこの葉の効能を思い出し、利用したその先輩もまた
日頃からハーブを暮らしに役立てている生活だからこそ、機転がはたらいたのでしょう。

私も、この話をお聞きし、何かあった時にすぐ使えるよう、チンキを仕込みました!

チンキとは?

ハーブの活用には、いくつか方法があります。
①水→ 水に溶ける成分をティーや、お風呂などで利用する
②油→ キャリアオイルと言われる植物油に入れ、ハーブの脂溶性の成分を取り出す
③アルコール → 35℃以上の蒸留酒を用いて、ハーブの成分を取り出す

チンキと一般に呼ばれるものは、③のアルコールを利用して、水、油両方の成分を効率的に取り出し、利用するものです。

保存性にも優れているので、一度作っておくととても助かります。

エキナセアに限らず、いろいろなハーブを使って、チンキ作りしておくと
使い分ける事ができ、幅が広がります。

エキナセアは、地上部すべて使えます

ハーブを使って、何かお手当を自分で楽しもうとするときに、
薬用のものであるか確認すると同時に、どの部位を使うかも必ず確認してくださいね。

エキナセアは、地上部すべて使えます。花も、葉も、茎もです。
ごついと思う花の芯も、全部入れていきます

フレッシュのハーブでチンキを作るとき

今回は、フレッシュの新鮮なエキナセアを使って、チンキを仕込みます。
フレッシュで作るときは、ドライハーブよりも、水分があるので、倍量のハーブを使う事と、アルコール度数を高いもので仕込むといいでしょう。

今回は、50℃ウォッカで仕込みました。
部屋のテーブルに置きながら、一日数回、成分がよく溶けだすよう、ビンをふります。
3週間ほどで、濾して出来上がりです!
出来上がりが、待ち遠しいです^^

最後に、、、


ハーブを育てていると、この時期は、成長が早くて、
草もどんどん伸びて、畑の管理に追われていました(;^_^A

1つ1つ、ハーブを見回って、伸びた枝葉や、花の摘み取りに追われ、
どこかその作業に、やらねば~という義務感が出ていたなあと改めて気づきました。

チンキ剤の仕込みは、本当に時間もいらなく、すぐに仕込めるのですが、
出来上がりまでの、”待つ”という時間が、私の心にゆとりを待つことを
思い出させてくれました。

ハーブと一緒にいると、時には、癒しとはそぐわない状況もありますが、
でも仕事が追い付かない、出来ていない自分を受け入れて、
やっぱり私は、これが好きなんだなぁと再認識することになりました。

皆さんも、ゆるーく、ハーブと仲良くしましょうね❤









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