道端にはオジサンたちの愛が溢れている【南インド・バンガロールの素敵な日常】
鮮やかな緑が一年中人々を囲んでくれる街、バンガロール。
元気な木々や、色とりどりの住宅だけでなく、常にこの街を彩るのはオジサンたちであることに気が付いた。
街のいたるところで新鮮な果物や野菜を販売してくれているおじさんたち。
手で押すという完全なるエコフレンドリーな販売形態に加え、
果物おじさんたちの周りに買い物客が集まる光景が大好きである。
道路の脇ではおじさんたちがココナッツを売っている。
大量のココナッツを道に積み重ねて、
自分たちは楽しそうにおしゃべりしている様子もまた良い。
どうせ買うなら楽しそうに仕事している人から買いたいと思う。
ココナッツおじさんの裏では、
クリケットを楽しむおじさんたち。
インドではクリケットが国民的スポーツであり
日本で言うところのプロ野球並みの人気を誇る。
いや、日本プロ野球以上に皆が熱狂している。
そして、もちろんたくさんのおじさんたちが温かな目で見守る。
街を歩くときに、時には注意深く辺りを見回してみてほしい。
そんなところで落ち着いて新聞読める?というおじさんや
そんなところで寝る?というおじさんまで
様々なスタイルで、おじさんたちは道端でくつろぐ。
なんてことない風景を撮ったつもりが、
僕の大好きなインドの人たちが写り込んでくれることによって
すごく味のある一枚になる気がする。
僕はこの街と、街で見かけるおじさんたちが、好きである。
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