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東北1人旅 3日目前半 ハプニング発生

こんにちは!

実は昨日4泊5日の旅を終えて無事家に帰ってきたのですが、疲れていたため更新が2日目で止まってました。

なので続きの3日目を振り返ります。3日目は1番旅らしい日でした。

想定外のことがたくさん起こりました。ハプニングというやつ。

長くなるので2回に分けます。

3日目の前半を順番に振り返って行きます。

まず3日目の朝なのですが、想像以上に身体の疲れが溜まっていてなかなかホテルを出発するのに時間がかかりました。

そんな重い身体を起こして出発したのが、ホテルから徒歩20分ほど歩いた場所にある盛岡城跡公園。しかしホテルを出た時間が遅くゆっくり見れず少し残念。

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名前の通り城跡公園なのに、なぜか城が見れると勘違いしてた。笑

あと、防護服を着た人が作業してて、こんな注意書きを見つける。発掘調査中ってめちゃくちゃワクワクするワードじゃないですか??

何かレアな物出てきたのかな?

気になるなあ

てか発掘作業俺もやってみたい。

てな感じで、城はなかったし、滞在時間も短かったけど、満足ってことにして次に移動。

宮沢賢治記念館と宮沢賢治童話村がある新花巻に向かう。

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1枚目の写真は階段が続き、宮沢賢治の有名な詩の雨ニモマケズの全文が階段の1段ずつに書かれてあったので、それを読みながら登っていく。

2枚目はお土産屋さんと、ランチが食べれる場所で注文の多い料理店が完全に再現された建物。注意書きとかの細かい所も忠実に再現されてあってテンション上がりました!

3枚目は記念館の建物の写真。実際に賢治が書いた永訣の朝の一部や学校の時間割や農業の研究の文書とかを見て回った。幅広い分野に興味を持って、誰よりも研究熱心に取り組んだ宮沢賢治の学びに対する姿勢を肌で感じた。宮沢賢治は37歳でこの世を去ったのに、あまりにも多くのことを深く広く学んだ人。賢治は想像以上に偉大だった。

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そしてここからの景色が絶景でした。この時お腹が空きすぎてかなり辛かったのですが、何とか頑張ってこの後も童話村も見て回りました。

その後駅に帰る途中でわさび冷麺を食べました。見た目のインパクト大。すごく美味しかったです。

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はい、ここから新花巻駅から花巻に戻りるために電車で移動。

新花巻駅のホーム。綺麗な景色。

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そして列車に無事に乗り、花巻駅に到着。


かと思いきや、、


ここで事件発生!


到着が少し遅れてるではないか。


これはまずい。事前に3分で北上駅に向かう列車に乗り換えないといけないとわかっていたからだ。


急いで反対側のホームに向かう。列車は到着している。間に合うのか。


結果間に合わず、、


やばいどうしよう。最悪。と普段あまり思わないが、この時ばかりはかなり焦った。絶望に近い。


だってこの列車に乗り遅れたら次の電車は2時間後だ。ということは今日泊まる宿にも2時間以上遅れるということになる。


5分ほど駅のホームで途方に暮れた。


しかし過ぎたことは仕方ない。何か方法はないのかと必死に考える。改札の駅員さんに「ここから北上駅に向かうバスありますか?」と訪ねてみる。「ありますよ」の返事。何と!!


しかし、、


調べてもらうと途方に暮れている間になんとバスは出発していたのだ!


(バスは10分発で駅に着いたのが約3分遅れの6分。列車が出発したのも6分。)


駅で途方に暮れていなければバスには間に合っていたのだ!後悔!まさに後悔先に立たず!!


ならばタクシーしかない。ここまで来ればヤケクソ。意地でも時間通りに宿に辿り着きたい。


なぜなら今日泊まるのはビジネスホテルではなく、1日目から絶対にどこかのタイミングで泊まってみたいと思っていたゲストハウスを予約したのだから!


花巻駅から北上駅までは確か3駅分なのでそんなにかからないだろうと意を決してタクシーに声かける。「すみません。北上駅に40分までに着きたいんですけど、間に合いますか?」今の時間は15分。


「急げば間に合うよ。早く乗って」と言われタクシーに乗り込む。カードが使えないと言われたので急いでPayPayにチャージする。


俺のお父さんと一緒でPayPayの発音が変だった。しかしこんな状況だからそんなのどうでもいい。


出発して前の車が遅いせいであまり進んでいるように見えない。


本当に間に合うのか不安になってきた。運転手さんには急いでもらって本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。


すると運転手さんが「ごめんね。どうしてもね、前の車を追い抜けないからね。これは間に合いそうもない。次の列車はないの?」


?!?!


マジだ。携帯の地図で確認すると15分に出発して、今35分なのに駅までまだ3分の1ほど残っている。これでは間に合いそうもない。


でも諦めるわけにはいかない。タクシーまで乗って間に合わないとなれば、その時の絶望は計り知れない。


必死に頭を働かせる。


何かないか。


俺は北上駅から40分発の横手駅行きの列車に乗らなければならなかった。


その駅を調べていると、何と近くに北上駅の次の駅で柳原駅という駅があるではないか!!


そこでの列車の到着時間は43分。これなら間に合うのではないか。


運転手に伝える。「それなら間に合う。駅までの道を場所を案内してくれ」と言われる。


いや、知らんのかい!まあいい。地図を見ながら道を案内する。


ここまで窮地に追い込まれ、頭をフル回転させたのは初めてかもしれない。


その甲斐あって、何と1分前の42分に駅に到着した。


間に合うぞと確信した。


しかしここでPayPayを準備していたのに、バーコードを見せたが、QRコードを読み取るらしい。時間がないので本当に焦った。まだ電車は来ていない。大丈夫だと自分に言い聞かせる。


清算を済ませ運転手さんに感謝を伝えて急いでタクシーを出る。


まだたくさんの制服を着た学生が列車を待っている。


間に合った!


駅のホームで運転手さんにもう一度感謝を伝えるために後ろにふり返り手を振った。しっかり手を振り返してくれた。


本当にありがとう。


無事に柳原駅で横手駅行きの列車に乗ることができた。


列車に乗った時には多分過去1「ホッとした」気持ちを味わった瞬間だった。


しかし同時に何かを成し遂げた興奮と高揚感が全身を包んでいたので、相当疲れたはずなのに、しばらく興奮状態で眠れなかった。


タクシーの出費は正直相当痛かった。


しかしそれ以上にかなり満足していた。


「これが旅をするということかあ。」


予定調和にはいかない。


駅のホームで5分間、途方に暮れていなければバスには間に合った。


でも途方に暮れはしたものの、そこで諦めなかったからタクシーに乗って時間通りの列車に乗ることができた。


何か大切なことを学んだ気がする。


そして結果的に早い列車に乗ってきてよかったとゲストハウスに来て痛感する。


そう、ゲストハウスは想像以上に楽しかった。


そんなゲストハウスでの話は次の後半に書こう。


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