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”ちょうどいい”鼠志野のぐい呑みを買う

山歩きの帰り道に『道の駅 志野・織部』に立ち寄りました。

ここには、道の駅らしく、近隣農家の野菜果物や、地酒・菓子など土産物も置いてありますが、陶磁器の売り場面積が拡大しているような気がします。
多くは地元の作陶家さんの名前がついています。特に高価な品は鍵のかかったショーケースに並べています。
美濃焼は志野焼と織部焼がツートップで、やはりいずれかが全体の半数近くを占めています。

立ち寄ってもたいてい、ぶらぶら見て回るだけですが……
いいものがあれば欲しい、とかねてより思っているのは、
① 焼酎のお湯割りを吞むための湯呑みと、
② 通常より大きめのぐい呑みです。

前者は黄瀬戸でお気に入りを持っていますが、風味が異なるものをもうひとつ欲しい。

日本酒の方は、織部のさかずきの他、伊賀焼などの猪口ちょこをいくつか持っています。

冷酒を呑む時の悩みは(あ、いや、……悩みというほどではないのですが……)、盃や猪口のサイズです。
冷蔵庫から酒のボトルを出し、酒を注いでボトルを冷所に戻し、飲み始める。そして ── なぜか、盃や猪口の酒、すぐになくなるんです。ホント、どうしてなんだろう? そしてまた、冷蔵庫に……

「じゃあ、グラスに冷酒を注げばいいじゃない」
ま、そういう流派もあるのでしょうが、私は陶器が好きなんですよ。

ビールも透明なグラスより、黒織部のビアマグで飲むことが多い:

……というわけで、ひとりで歩いていると、いいサイズ感のぐい吞みを見つけました。同じ作家の物で、志野が2点、鼠志野が2点ありましたが、気に入ったのは鼠志野のこれ:

加藤清之作、とありました
写真だけなら抹茶茶碗に似てますが、大きさが違います

これまで使っていた猪口に比べるとひと回り大きく、当初の目的である、冷蔵庫から酒ボトルを持ち出す頻度は半減しそうです。

備前焼(中)、伊賀焼(右)猪口の2倍以上入ります

ヒラメのお刺身でさっそく……

うーん、幸せ……

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