星野リゾートに学ぶ「会社を変える」成功条件とは?
お勤めの企業で、業務改革がなかなか進まず、困っておられる方に、
1914年開業の星野旅館を引き継いだ、星野佳路代表が、星野リゾートに社名を変えた背景には「人材募集をしたが2年間、応募が全くなかった」という、ご苦労がありました。
私が主張している「会社を変える6つの条件」が、星野リゾートへの変革にも当てはまるか? 失礼ながら、チェックしてみたところ、大きな要素が、6つの条件には抜けているという発見がありました。
参考動画:ビジネスを躍動させる「変革ファクター」とは?
下のYoutube動画で、星野リゾートの星野佳路代表が、どのように会社を変えてきたか語っておられます
どう会社を変えてきたの?
Before 改革前
人材募集しても、2年間応募ゼロ。いなかの旅館は斜陽産業で休みも不定期なので、多くは地元の工場などに就職する
料理がおいしくなくても、板前に「まずい」と言えない
仕事は、板前、部屋係、フロント、など毎に採用し、休みがとりにくい
お客様満足度を上げるため、寝具や食器を新しくしたいと要望すると、星野代表の顔が曇る
After できたこと
顧客満足度を取りはじめ、全社員で共有したことで、全員が顧客満足度向上に努力・工夫するようになった
顧客満足度と利益両立を考えてもらったことで、「なんでもかんでも新しい寝具・食器を買ってくれ」とならなくなった
組織のフラット化、社長室無し、肩書なし、さんづけで呼ぶ
一人の人が何でもこなすように変えたことで、休みがとれるように
コロナなど、有事の時はトップの決断で、捨てるもの(一時的に、顧客満足度やブランド)を決め、目の前のCashを最優先することで、現場は楽になり、自由な発想(近場に旅行するマイクロツーリズム)が出て、コロナ禍でも客が入るようになった
星野リゾートが取った手を、6つの条件で評価してみました
私が、様々な事例や論文から、業務改革を成功させる6条件を選び出したnote記事です。
結論: 6つの改革成功条件は全て揃い、さらに追加条件があった!
星野佳路安代表は「改革という気持ちでなく、星野旅館の目の前の問題を、一つ一つ解決していった」とおっしゃる姿に、強い信念を感じました。
私の持っている、6条件をテンプレートとして、冒頭の動画「ビジネスを躍動させる「変革ファクター」とは?」と、星野さん著書「社員の力で最高のチームをつくる」の情報を分析してみました。
星野リゾートの取った「会社を変える」施策を、6条件に当てはめました
私が自分の解釈で、私が作った6条件に当てはめたので、「全て揃っている」というのは「手前みそ」です (笑)
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