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【断捨離】空き家の実家を整理し、売れるものを選び、捨てるものを45㍑のごみ袋64個と、車4台分の不用品処分しました

 ご両親がご高齢で、実家の世話が行き届いていない方や、
 ご両親が施設にお入りになって、実家が空き家になった方へ、

 今がチャンスです。 

  • ご両親ではない冷静な目で整理ができる

  • 時間があるので、売れるものを捨ててしまう損が減る

  • 家族や、友人などに、ご両親の大切なものを譲ることができる

 私は、80坪(260㎡)の2階建て一軒家に独り住まいしていた母(当時92歳)は、流行したコロナ(COVID-19)のため、外出をやめた結果、一挙に体が衰え、認知症も発症してしまいました。

 結果、母は2021年の1月から、老人ホームに入居することになり、広い実家は空き家になりました。 2023年4月から実家を約3ヶ月かけて大整理しました。 断捨離のやり方の一例として、ご参考にしてください。

やりました! 実家の断捨離要約

 私は物の整理、捨てることが好きです。 母が施設に入ってから、母の了解のもと、2023年4月から7月までかけて、断捨離しました。 

  • ゴミ出し: 45㍑のごみ袋 64個を13回に分けて出した。 ごみ袋の料金は、2,880円

  • 廃品回収業者: 金物類を段ボール箱 2個分、食器類を段ボール箱 8個分、無料で2回、軽トラックで回収にきてもらった

  • 骨董品業者: 2回にわたり処分品を見積もって、引き取ってもらった。 大型VAN2杯分。収入金額 39万円

  • フリーマーケットのプロ2名: 食器・こもの・刺繍・タオル・などなど 小型ワゴン車2台にいっぱい。 収入金額 2万円

得られたこと

  • 押し入れがいっぱい空いた

  • 物の整理・処分: 同じものが、別々の部屋にあったり、使えないものがいっぱい残っていたりしたものを処分・整理できました。

  • 物の整頓: 生活に必要な、食器・工具・道具・生活品などを、一か所に整理収納できたので、探す時間が無くなり、アクセスが容易になった

  • 物が減ったので、掃除が容易になった

  • 家がキレイになった: 何年も掃除してない、押し入れの中、タンスの奥などを、きれいに掃除できた

モノを捨てた手順

 正直、これが正解かは自信ありませんが、こんなやり方を取りました。

  1.  最初はSCAN : どこに何があるかを、台所、居間、洗面所、押し入れ、、、などから全て出して、見える化。家じゅう足の踏み場なし!

  2.  壊れたもの、もう使わないだろうモノをまず捨てる

  3.  誰かに使ってもらえそうなものを、見極めるため、専門家にゆだね、引き取ってもらった

  4.  最後に残ったものは、価値がないと判断し廃棄

良かったこと

  • 結論: 着物・食器・掛け軸・タンスなどを、一見して値打ちを判断できる、信頼できる人を知っていることが一番

  • 信頼できる骨董品屋さんがいた

    • 母が住んでいるころから、近所の骨董品屋さんが出入りしていて、コンタクトがあった

    • その骨董品屋さんにお願いしたら、すぐ家に来ていただき、2時間ほどで買取できるものを分別し、金額を示していただき、即金・現金で引き取ってもらった

  • フリーマーケットのプロに、偶然に知り合うことができた

    • フリマでどんなものが求められているかを知ることができ、捨てずに残しておくことができた

    • 結果、家まで車で引き取りに来ていただき、お金までいただけた

  • よく家のポストに広告が入っている回収業者

    • 回収業者が欲しいもの、いらないものを知ることができた

こんな失敗をしました

  • 結論

    • 近しい人には、捨てる前に声をかけるべき

    • 最近は写真がすぐ取れて、共有も容易なので、先に「こんなものを捨てますが、いりますか?」と聞くべき

    • 信頼できる、フリマ・骨董品屋さんなどにSCANしてもらう

  • 捨ててしまったものの中に、売れるものがあった

    • 例:ホテルの石鹸、木製の食器類などは、フリマのプロに聞いたら、「ほしいもの」だった

    • 信頼できる、回収業者・骨董品屋さん・フリーマーケットの専門家、などの関係をつくって、価値のあるものをまず、SCANしてもらうべきだった

  • 親戚などが欲しがっていたものを、先に捨ててしまった

    • 例:姉の孫が欲しがっていた、母がオランダに行った時のお土産の陶器、があったのに、先に捨ててしまった。ごめんなさいm(__)m

断捨離・処分の手順

 ここからは長くなりますので、お急ぎの方は最後のまとめをご覧ください。

(1) 何も知らず、自分でゴミ出し
(2) 回収センターに来てもらう 2回
(3) 骨董品屋さんに来てもらう 2回
(4) フリーマーケットのプロに来てもらう
(5) 残ったものを処分

(1) 何も知らず、自分でゴミ出し

整理箪笥の分解・断捨離

かなり古いはげた整理箪笥を分解

食堂の整理

魔法瓶が14個も!

木製食器のゴミ出し

大きなサイズの不用品処理

洗面所の整理

洗面所
もらい物のカミソリなど
石鹸類

(2) 廃品回収業者に2回来てもらう

 回収センターのチラシが入っていたので、連絡し、金物を無料回収お願いし、その時、どんなものなら無料で引き取ってくれるかを教えてもらった。

 パイプ椅子、段ボール箱、扇風機のプラスティック部分、こたつ、、、などは引き取ってくれなかった。

 回収センターのおじさんに確認したら、使用中でも、新しい食器でも引き取れるとのこと。 木製の食器はだめ、花瓶類もだめ、とのことでした。

(3) 骨董品屋さんに来てもらう

 母が元気なころに一度お世話になった骨董品屋さんが近くにあり、直接コンタクトして、ご夫婦で来ていただきました。

 掛け軸、日本画、着物、反物、建具、タンス類をみてもらいました
もらい物の食器類を見てもらいました
こんな建具、桐のタンスも有償で引き取ってもらいました
骨董品屋さんのVAN

(4) フリーマーケットのプロに来てもらう

 ひょんなことで、近所のお寺がフリーマーケットをやるので出品者募集のチラシが私の住まいに入りました。 母の刺繍が山ほどあったのでその出品を、、、(この件はまた別の記事を乞うご期待)

 そこで、隣に出品されているフリマのプロ(女性)と知り合い、実家の整理をしている、、云々、どんなものだったら引き取ってもらえる?と聞いたら、早速お友達のフリマの女性2人で、実家に来ていただきました。

 残った食器類は全て引き取っていただいた
フリマのプロに引き取ってもらったもの(1)
フリマのプロに引き取ってもらった品 (2)

 フリマのプロが引き取らなかったのは、草履類。 はがれることがあるので、、、ということでした

フリマのプロが去った後

(5) 残ったものを処分

  もう残ったものは、世の中の人には役立たない、との答えをいただいたので、処分を進めています。

木箱類は、ごみ袋に納まるよう分解して、、処分
ポリバケツや、たくさんの額縁など、処分
たまった段ボール箱は、このように詰めて処分
45㍑ボミ袋 9袋を4回に分けて、ゴミ出し。 これでほぼ断捨離完了

まとめ

 ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

 失敗も経験しましたが、いいタイミングで、骨董品屋さん、フリマのプロと知り合うことで、とてもいい経験ができました。

得られたこと

  • 押し入れが、たくさん空いた

  • 物の整理: 同じものが、別々の部屋にいっぱいあったり、もう使えないものを処分・整理できた

  • 生活に必要な、食器・工具・道具・衛生などが、整理・収納できたので、アクセスが容易になり、探す時間短縮

  • 物が減ったので、掃除が容易になった

  • 家がキレイになった

  • 家全体を断捨離する時には、信頼できる、骨董品屋さんやフリーマーケットのプロなどの知り合いをつくり、まず彼らに値打ちあるものを選別してもらうのが一番賢い

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