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ブランディング思考 10. /イノベーター理論

イノベーター理論とは、マーケットにおける新たな製品の普及の過程を示すマーケティング理論で、1962 年にアメリカ・スタンフォード大学の社会学者 Everett M. Rogers によって提唱されたと言われています。1962 年なので意外にも古い理論なんですよね。新たな製品の普及の過程を採用するタイミングが早いユーザーから順番に 5 つのタイプに分類して、マーケティング戦略やライフサイクルなどに戦略を考える手法と考えています。僕や artless は、イノベーター理論をもとにブランディングやブランドデザイン戦略を考えることが多いので、今回は、イノベーター理論の話をしたいと思います。

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なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や中長期的視座に立った本質的ブランド価値を生み出すため、「クリエイティビティ/感性」と「ロジカルシンキング/論理的思考」についてを書いていきたい考えています。

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキ…

自分なりの届けたいことを書いていく予定です