見出し画像

オールローワーケース/小文字でのデザインスタイルについて(all lowercase)

オールローワーケース
(all lowercase)

全ての文字を小文字で書くスタイル。詩など、抽象表現やよりニュートラルな芸術的効果のために使用されることがある。また、1919年に創立された美術と建築を教える造形学校バウハウスでは、モダニズムとミニマリズムの思想表現として、小文字のみを使用することで合理的洗練表現として、小文字のみ使用するべきという思想とデザインスタイルが生み出された。インターナショナルスタイルおよびスイススタイルとも呼ばれる。

僕は、このオールローでデザインするのを好んでいます。小文字のみでのミニマルなタイポグラフィやタイポグラフィックによって生まれる詩的な情緒感とコンテンポラリー性を合わせもち、視覚的に一貫性があり、美しく読みやすくなることもあります。また、小文字の軽やかさやフレキシビリティを感じるタイポグラフィと。インターナショナルスタイルおよびスイススタイルとも呼ばれるこのスタイルは僕の憧れたデザイナーたちのスタイルでもある。僕は個人的に独自継承しているつもりだったりもする。

ただし、美しさは主観的であり、コンテキストや個人の好みによって異なることがあります。大文字と小文字を組み合わせることで、テキストの強調や視覚的なバリエーションを加えることもできます。美しいデザインや表現方法は、その文脈や目的に応じて変わることがありますので、文書やデザインの要求に応じて最適な文字の使い方を考えることが大切です。

しかしながら、全て小文字のテキストは、大文字のテキストよりも親しみやすく、フォーマルさ(堅苦しさ)を排除した印象を与えることがあります。これは、コミュニケーションやブランディングにおいて特に役立つことがあります。

僕は、ブランドロゴは、オールローワーケースのデザインを使用することが多く、クリエイティブやデザインレッドなアイデンティティやスタイルを表現することがあります。これは、独自性や識別性を高めるためのデザイン選択として機能します。すべて小文字でデザインすることは、特定のコンテキストや目的に合致することがありますが、美しさや効果は主観的であり、デザインの目的や受け手の期待に応じて使い方を検討することが重要ですが、僕の主観的スタイルとしてはオールローでのデザインが心地よくこれは、デザインを始めた20年以上前から同じ価値観のまです。

例えば、オール小文字のタイプロゴの会社は、

Ex)

ここから先は

1,872字
なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や中長期的視座に立った本質的ブランド価値を生み出すため、「クリエイティビティ/感性」と「ロジカルシンキング/論理的思考」についてを書いていきたい考えています。

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキ…

自分なりの届けたいことを書いていく予定です